臨床研修プログラム

研修担当スタッフのごあいさつ

臨床研修科担当指導医よりメッセージ

臨床研修センター部長・内科部長・白石 浩一

 当院の臨床研修センターの使命は明日を担う人材の育成に貢献すること、人材育成の風土とシステムを不断に改善していくことであり、 なされるべき最重要課題が臨床研修医の育成であると考えております。

 当院はちょうどよい規模の病院で、診療科間の垣根が低いので研修でどの科を回っていても様々な科のドクターが気軽に声をかけ、 アドバイスしたり相談に乗ってくれたりします。また特色のひとつとしてコメディカル部門のレベルの高さが挙げられます。 とりわけ臨床工学科や呼吸リハビリ部門の水準は高く全国的に誇れるものであり、彼らの仕事ぶりを見ることでチーム医療の醍醐味を実感することができます。

 私たちの目標は、ひとことで言うと『研修医の皆さんが「一緒に働きたい」と思われる医師に成長すること』です。 あたり前すぎるかもしれませんが、当院で研修を終えた皆さんが周囲のより多くのスタッフから「一緒に働きたい」と言って貰えるようになっていることが、 私たちの喜びであり、皆さんにとっても充実した研修ができたという証しとなることでしょう。もちろん基本的な診療能力を身につけるだけではこの目標には届きません。

 私たちは「チーム医療」を人を育てる上でのいわばキーワードと捉えています。もちろん研修医の皆さんもチームの一員であり、 その中で確実に成長していけるような仕掛けを準備しています。当院での研修が皆さんの医師としてのキャリア形成のうえで誇れる第一歩となれるよう努力したいと思います。

臨床研修センター 副部長 整形外科部長 林 寛之

 2021年度から臨床研修センターの一員となりました整形外科の林です。

 当院は砺波医療圏の中核病院として、多くの専門診療科を有しており、医師として新しくスタートされる皆さんにとって、充実した研修生活が行えると思います。

 各診療科間のつながりも強く、"砺波総合病院"というチームとして、医療を行っており、非常に雰囲気のいい病院です。 不安も入り混じる医師としての第一歩を、ぜひ安心して当院で踏み出していただければと思います。

 私個人としても研修担当スタッフとして、よりよい研修の場を提供できるように、皆さんとともに、楽しく学び、成長していきたいと思います。

臨床研修センター 副部長 産婦人科部長 稲田 貢三子

 私は現在の初期臨床研修制度が開始される1年前に医師になりました。大学に直接入局していた最後の学年ということになります。

 産婦人科の後輩医師達からは他科の知識を教えてもらうことも多く、初期臨床研修で得る経験はその後の医師人生に非常に役立つと思います。

 しかし、次々と変わる研修先で常に新たな知識を学び続けること、さらに患者さんやスタッフとの人間関係を作り続けることはとても大変なことでしょう。 社会における自分の存在意義も揺らぎがちになるのではないでしょうか。

 このような過酷な状況にいる研修医の皆さんが、少しでも穏やかな気持ちで研修できるようサポートしていけたらと思います。

臨床研修センター副部長 糖尿病・内分泌内科部長 加藤 健一郎

 みなさんは、卒業後に医師(研修医)・社会人としての第一歩を踏み出される際、どのような思いを胸に抱かれるでしょうか。 まだ具体的なイメージはないかもしれませんが、新しい環境への期待や不安ととともに、自分のなりたい医師像・興味のある診療分野を思い浮かべたり、 研究あるいは地域医療などへの熱意を新たにしたり、あるいは何も考える余裕がないかもしれないなど、さまざまかと思います。

 医師としての大切なスタートを切る際、ハード・ソフトの両面で自分に合った環境を選択することが理想です。 当院は、地域の総合病院としてさまざまな診療科で幅広い症例を経験できうるハード面はもちろん、 希望する場合には他の専門施設や大学病院などとも連携して個々の希望や適正などに応じ柔軟に研修プログラムを組めること、 よい意味でさまざまな小回りがききやすいなど、ソフト面でも充実しており、みなさんに充実した初期臨床研修を提供できると確信しています。

 是非一度病院見学に来ていただき、当院の環境をご自分の目で確かめてください。きっと、当院の初期臨床研修医も、当院での初期研修の魅力を語ってくれるでしょう。

 私も臨床研修担当スタッフの一員として、よりよい初期臨床研修を提供できるよう、お手伝いできればと考えています。

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