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市立砺波総合病院改革プラン平成23年度実績等の点検及び評価について

平成21年3月に策定しました市立砺波総合病院改革プランについて、 平成24年11月16日(金)に「平成24年度市立砺波総合病院改革プラン検討委員会」を開催し、 平成23年度実績等の点検及び評価を行いましたので公表します。

平成24年度市立砺波総合病院改革プラン検討委員会の概要

  1. 日時 平成24年11月16日(金) 午後4時~6時10分
  2. 場所 市立砺波総合病院北棟3階健康センター集団指導室
  3. 出席委員 別紙(委員名簿 PDF)のとおり
  4. 協議事項
    1. 平成23年度改革プラン収支計画と実績について
    2. 平成24年度(上半期)経営状況について
    3. 今後の経営改善の取組について
  5. 委員からの主な意見・質問(要旨)
    1. 平成23年度改革プラン収支計画と実績について
      • プランが始まった平成21年度から黒字になっている。このときは、収益が4億円ほど上がって、支出が5億円ほど減っていて、非常に改善されている。 診療報酬改定の平成22年度は5.6億円の黒字、診療報酬据え置きの平成23年度は3.8億円の黒字となっている。 行動目標や計画についての工程表に各部門が取り組んだことが平成21年度の収入増、支出減につながったのではないか。 見方を変えれば、平成21年度以降さらなる支出抑制や収入増を図れていたかどうか。平成23年度の黒字は、診療報酬の改定の影響が大きいのではないか。
      • 減価償却費について、平成23年度の計画が9.77億円に対し、実績が8.66億円と計画どおりになっていない。
        ⇒平成22年度に電子カルテシステムを更新予定であったが、更新が1年遅れたことにより、平成23年度の減価償却費が小さくなった。
    2. 平成24年度(上半期)経営状況について
      • 入院患者数、外来患者数の減が大きく響いて、全体として、この半期で1.5億円の損益減となっている。 患者数の減の理由は、担当の医師がいなくなってその診療科が少なくなったということが考えられるが、その他に理由となることは考えられるか。
        ⇒その他の原因は特定できない。富山県全体で患者数が減っているようである。
      • 何らかの理由で診療抑制が働いているならば、何らかの努力をしないと患者数は増えない。 収入が入らなければ支出を抑えるしかないが、経費と減価償却費が増えている。
      • 院外処方が増えているが、その分薬剤師の病棟配置を行っているか。
        ⇒いくつかの病棟で行っているが、全病棟に配置するほど薬剤師の確保ができていない。 来年度は薬剤師を増やすことになっているが、数がそろい次第すべての病棟に薬剤師を配置して、加算を取っていきたい。
      • 平均在院日数が短くなると、平均入院患者数は減るが、推移は?
        ⇒平均在院日数は、1日程度短くなってきている。
      • 急性期病院として、外来患者を減らし、入院患者を増やすには、開業医からの紹介、開業医への逆紹介をルール化するようにして、 紹介率・逆紹介率を上げて地域加算を取らないと経営的に難しいのではないか。
      • 呼吸器科医師の確保、研修医の確保を図られたい。
      • 上記のほか
      • 入退院の時期及び入院期間について
      • 職員の時間外勤務、休暇について
      • 病院が対応できる入院患者数と実際の人数について
      • 砺波総合病院の評価について
      • 病院の待ち時間について
    3. 今後の経営改善の取組について
      • 計画については、県の医療計画に合わせて立てた方がよい。
      • 経営改善の取組に際しては、全体的な患者さんの流れ、患者さんの立場から考え、診療の質や幅に影響を与えないように考えていかなければいけない。
    4. その他
      • 病院耐震化整備事業の実施について
        ⇒築50年で耐震化を考慮しなければならない建物の建替えであり、近々取り組む予定であった。 国の補助制度が利用できることとなり、この度実施することとした。
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