年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	368	150	181	285	462	606	1287	1979	1754	513

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	25	23.40	20.92	8.00	85.44
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	17.66	-	-
040040xx9900xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	-	-	14.58	-	-
0400801499x002	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なしA-DROP スコア2	-	-	15.17	-	-
040081xx97x0xx	誤嚥性肺炎手術あり手術・処置等２なし	-	-	39.00	-	-

　診療科別に患者数の多いDPCコード・名称上位５つと、それぞれの患者数、自院の平均在院日数（対象となる患者さんが入院していた平均日数）、全国の平均在院日数、転院率（期間中の退院症例のうち、他の病院・診療所の病棟へ転院した症例の割合）、平均年齢を示したものです。
　DPCは『診断群分類』とも呼ばれ、医療資源を最も投入した傷病名と手術・処置等の有無を組み合わせたものを、14桁のDPCコードで表して分類する仕組みです。

※該当患者数が10未満の場合は、患者数、自院の平均在院日数、転院率、平均年齢を非公表としています。（ハイフン”-”表記）
（以下、他の診療科についても同様です。）

　砺波医療圏は?齢者が多く、当科では特に後期?齢者に対する肺炎治療が中?となっております。
　急性期治療終了後には、ADL（?常?活??度）の維持・向上を目的としたリハビリテーションが必要となる場合が多く、在院?数が全国平均より?期化する傾向にありますが、院内の地域包括ケア病棟への転棟や他の医療機関への転院も考慮し、在院?数の短縮に努めております。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060020xx04x0xx	胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術手術・処置等２なし	57	7.91	8.52	0.00	74.68
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	45	12.98	10.08	0.00	75.18
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	39	23.15	20.92	23.08	87.21
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術副傷病なし	36	2.08	2.67	0.00	62.83
060210xx99000x	ヘルニアの記載のない腸閉塞手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	35	9.57	8.95	0.00	73.91

　当科で上位となっておりますDPCコードは、厚?労働省より公表されております「DPC導?の影響評価に係る調査」の「診断群分類毎の集計」（平成29年度退院患者分）データにおいても患者数の多いものとなっております。
　当科では、?道、胃、?腸の内視鏡治療を積極的に?っております。最上位となった胃の悪性腫瘍内視鏡的治療の平均在院?数については、全国平均より若干短いですが、ほぼ同様です。
　また、肝疾患診療連携拠点病院、地域がん診療拠点病院として、B型肝炎やC型肝炎の抗ウイルス療法、肝臓がんの治療も多数例施?しておりますが、外来治療が中?であるため患者数には反映されておりません。
　なお、当院は呼吸器内科常勤医が不在のため、誤嚥性肺炎の患者数が第3位となっております。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１１あり手術・処置等２なし副傷病なし	73	3.22	3.01	1.37	71.92
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１なし、１,２あり手術・処置等２なし副傷病なし	63	5.29	4.47	0.00	72.71
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	57	18.74	17.66	3.51	84.74
050210xx97000x	徐脈性不整脈手術あり手術・処置等１なし、１,３あり手術・処置等２なし副傷病なし	39	10.97	11.01	2.56	80.05
050050xx99200x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１２あり手術・処置等２なし副傷病なし	31	3.77	3.15	0.00	72.19

　当科で上位となっておりますDPCコードは、厚?労働省より公表されております「DPC導?の影響評価に係る調査」の「診断群分類毎の集計」（平成29年度退院患者分）データにおいても症例数の多いものとなっています。
　患者数上位の狭?症、徐脈性不整脈の平均在院?数は概ね全国平均と同等です。
　?齢の?不全患者さんが多く、平均在院?数が?い傾向にありますが、包括的?臓リハビリテーションを積極的に?い、病後の経過が改善されるように取り組んでおり、在院日数の短縮にも努めています。

糖尿病・内分泌内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	17	33.18	20.92	23.53	83.00
100070xx99x100	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）手術なし手術・処置等２１あり副傷病なし85歳未満	10	12.00	13.90	0.00	61.60
100070xx99x000	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし85歳未満	-	-	11.05	-	-
100040xxxxx00x	糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	13.50	-	-
030400xx99xxxx	前庭機能障害手術なし	-	-	5.10	-	-

　当科においては、インスリン導?またはインスリン使?2型糖尿病の患者数が第2位となっています。
?事・運動療法のみ、または経??糖降下薬での治療を?う2型糖尿病の患者数は、?院治療ではなく外来での通院治療で対応しています。2型糖尿病患者の平均在院?数はインスリン治療では全国平均より短く、インスリン治療以外では全国平均とほぼ同様となっています。また、糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡などの重篤な糖尿病患者さんに対して、入院治療にて対応しています。
　当院は、呼吸器内科常勤医が不在のため、誤嚥性肺炎の患者数が第1位となっています。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	32	35.53	20.92	25.00	85.19
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	31	19.42	12.58	12.90	71.00
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	28	26.96	17.66	3.57	78.79
110280xx99000x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	27	18.81	12.05	0.00	70.19
180010x0xxx0xx	敗血症（1歳以上）手術・処置等２なし	17	21.00	19.01	0.00	72.47

　当科では、主に腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病などの腎疾患全般、その他膠原病、?・電解質異常（脱?など）の患者さんの診
療を?っております。
　腎臓と?臓の機能は相互に依存しているため、?不全を併発している慢性腎臓病の患者さんが多い傾向にあります。
　また、当院は呼吸器内科常勤医が不在のため、誤嚥性肺炎の患者数が第1位となっております。

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130030xx99x40x	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２４あり副傷病なし	51	20.20	16.17	0.00	75.96
130030xx97x41x	非ホジキンリンパ腫手術あり手術・処置等２４あり副傷病あり	11	49.36	48.86	0.00	70.55
130030xx99x50x	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２５あり副傷病なし	11	24.45	13.75	0.00	71.09
130030xx97x3xx	非ホジキンリンパ腫手術あり手術・処置等２３あり	-	-	32.83	-	-
130010xx97x2xx	急性白血病手術あり手術・処置等２２あり	-	-	40.13	-	-

　当科で上位となっておりますDPCコードは、厚?労働省より公表されております「DPC導?の影響評価に係る調査」の「診断群分類毎の集計」（平成29年度退院患者分）データのMDC13「?液・造?器・免疫臓器の疾患」においても患者数の多い、非ホジキンリンパ腫となっています。
　当科の診療圏は、砺波市内に限らず、富?県?南部にわたっています。主たる対象疾患は非ホジキンリンパ腫となっています。当院の特徴としては、診療科別患者数の上位5位までの平均年齢が70-77歳と、ご?齢の?の?率が多いという点、そして、居住地が遠?で頻回の通院が困難な?が含まれているという点があります。原則、全例で化学療法による完全寛解状態を目指すことを目標としております。そのため、特にご?齢の?、様々な疾病を合併している?では、通院可能な状態に回復するまでに時間がかかります。この間の?院が必要であり、平均在院?数が全国平均より?い傾向があります。通院治療が可能な?には、外来化学療法をお勧めすることで平均在院?数の短縮を目指しています。
　原則として、?院にて治療を?っていますが、化学療法が困難になった事例や、化学療法を希望されない事例においては、居住地の近くなど、ご希望の医療機関に紹介させていただいております。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）副傷病なし	54	5.37	6.19	0.00	2.31
0400801199x00x	肺炎等（1歳以上15歳未満）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	22	5.23	5.74	0.00	1.82
040100xxxxx00x	喘息手術・処置等２なし副傷病なし	18	4.61	6.62	0.00	3.33
140010x199x00x	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	15	5.87	6.17	0.00	0.00
150070x0xx01xx	川崎病（2歳以上）手術・処置等１なし手術・処置等２１あり	15	6.47	10.37	6.67	2.73

　当科で上位となっておりますDPCコードは、厚?労働省より公表されております「DPC導?の影響評価に係る調査」の「診断群分類毎の
集計」（平成29年度退院患者分）データにおいても患者数の多いものとなっています。
　呼吸器疾患である肺炎、?児喘息や気管?炎などを多く診ていますが、川崎病やネフローゼ症候群に対する?院治療も?っております。新生児疾患に対する入院治療も産科病棟のNICUにて行っています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	112	3.79	4.96	0.89	65.07
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術副傷病なし	40	2.50	2.67	0.00	68.20
060335xx02000x	胆嚢水腫、胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	39	6.05	7.30	0.00	64.38
060035xx01000x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	26	14.42	15.30	0.00	72.19
090010xx01x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等手術・処置等２なし	25	12.76	10.59	0.00	60.76

　当科で上位となっておりますDPCコードは、厚?労働省より公表されております「DPC導?の影響評価に係る調査」の「診断群分類毎の集計」（平成2９年度退院患者分）データにおいても患者数の多いものとなっております。
当科では、消化器疾患、甲状腺疾患、乳腺疾患、成?の?径ヘルニア、外傷など、多岐にわたる疾患の治療にあたっております。胆?症、胃がん、?腸がんは腹腔鏡下に?術を?うことが多く、?道がん、?径ヘルニアでも腹腔鏡?術を取り?れています。
　また、乳がんでは乳房温存療法を積極的に?なっております。平成30年4?の乳腺専門医赴任に伴い乳腺センターを開設し、形成外科と連携し乳房再建術も開始しましたので、前年度と比較し乳がんの入院患者さんが増加しています。
　悪性疾患に対する化学療法は、可能な限り外来で?う?針にしています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	110	41.62	26.30	20.00	82.88
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし副傷病なし	70	32.31	19.61	5.71	80.17
160760xx97xxxx	前腕の骨折手術あり	58	5.17	5.68	0.00	58.86
070350xx01xxxx	椎間板変性、ヘルニア内視鏡下椎間板摘出（切除）術等	38	15.76	10.47	0.00	56.39
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	31	29.03	22.27	9.68	68.42

　整形外科では、股関節?腿近位骨折や胸椎、腰椎以下骨折損傷などの?齢の患者さんに多い疾患が上位を占めています。その他、椎間板変性、ヘルニアや脊柱管狭窄症の?術も積極的に?っており、内視鏡下椎間板摘出（切除）術の症例が多いことが当科の特?となっております。
　?腿骨頸部骨折については、平均在院?数が全国に?べ?めになっておりますが、地域連携パスによる当院と他の病院・診療所との術後リハビリテーションの連携推進により、在院?数の短縮を図るよう努めています。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160200xx0200xx	顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）鼻骨骨折整復固定術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし	12	4.08	5.37	0.00	34.33
140140xxxxxxxx	口蓋・口唇先天性疾患	11	3.36	9.46	0.00	11.18
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等手術・処置等１なし	-	-	4.05	-	-
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）皮膚悪性腫瘍切除術等手術・処置等２なし	-	-	8.16	-	-
020230xx97x0xx	眼瞼下垂手術あり手術・処置等２なし	-	-	3.15	-	-

　当院形成外科では、形成外科の対象となる分野（外傷、先天異常、腫瘍及び再建）を幅広く治療しております。
　外傷では、四肢外傷と顔?外傷が多く、特に?の外傷においては骨折や腱・神経・?管などの軟部組織損傷が多いです。また、顔?外傷では?骨骨折等の中顔?の骨折が多いです。
　腫瘍及び再建においては、良性軟部組織腫瘍と?膚悪性腫瘍が多いです。特に、近年は?膚悪性腫瘍が増加傾向にあります。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	57	13.84	9.69	5.26	74.63
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	52	24.12	18.72	40.38	73.60
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	44	5.98	7.35	4.55	55.89
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	41	22.46	16.18	24.39	70.54
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	31	15.84	7.28	6.45	53.94

　当科で上位となっておりますDPCコードは、厚?労働省より公表されております、「DPC導?の影響評価に係る調査」の「診断群分類毎の集計」（平成29年度退院患者分）データにおいても?較的患者数の多いものとなっていますが、外傷による患者数が多いことが特?となっております。
　慢性硬膜下?腫は特に多い症例であり、砺波医療圏の患者さんのほとんどを当院にて?術治療しております。平均年齢も74.63歳と?齢の傾向にあります。その他にも、非外傷性の脳内出?や脳梗塞等の脳?管疾患を多く治療しております。
　当院では、「脳卒中地域連携パス」を?いた、回復期リハビリテーション病棟への転院症例が多いことも特?のひとつです。急性期治療終了後、リハビリテーションを継続して?い、ADL（?常?活??度）やQOL（?活の質）を維持・向上させることが目的です。患者さん??ひとりの状態に合った医療サービスを提供しております。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050180xx02xxxx	静脈・リンパ管疾患下肢静脈瘤手術等	29	3.00	2.85	0.00	64.28

　当科では、?臓、?管（静脈、動脈）にかかわる診断、静脈の病気（下肢静脈瘤）の?術、下肢のリンパ浮腫の診療を?っています。
　下肢静脈瘤に対しては、?管内レーザー焼灼術も?っています。患者さんの状態に合わせて下肢静脈瘤抜去切除術と?管内レーザー焼灼術のどちらが適切か判断して?術を?っています。
　また、下肢の浮腫（むくみ）の原因の?つにリンパ浮腫があります。当科では、リンパ浮腫の診断と治療を?っています。
　?臓・動脈の病気などは?沢?学付属病院?臓?管外科などと連携して治療にあたっています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	54	9.74	12.51	0.00	70.26
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	31	8.42	8.98	0.00	73.65
080190xxxxxxxx	脱毛症	30	3.27	3.52	0.00	33.97
080100xxxx0xxx	薬疹、中毒疹手術・処置等１なし	14	9.36	10.65	0.00	66.64
080140xxxxx2xx	炎症性角化症手術・処置等２２あり	-	-	2.86	-	-

　当科で上位の「急性膿?症」「帯状疱疹」に相当するDPCコードは、厚?労働省より公表されている「DPC導?の影響評価に係る調査」の「診断群分類毎の集計」（平成29年度退院患者分）データにおいても「?膚・?下組織の疾患」において患者数の多いものとなっています。
　「急性膿?症」は、四肢に細菌感染が?じ、腫れや発?が出現する「丹毒」や「蜂窩炎」、「蜂窩織炎」と呼ばれる疾患が該当します。ベッド上で安静にして抗?剤の点滴を?います。
　「帯状疱疹」は、?痘帯状疱疹ウイルスにより?じる疾患で、抗ウイルス剤の点滴治療を目的とした?院となります。
　厚?労働省が公表しているデータと?べて、重症の「脱?症」患者に対する点滴治療を?う?院患者割合が多いことが、当科の特徴と
なっています。複数回?院が標準的治療となっているため、「患者数」が増える結果となっています。
　「薬疹、中毒疹」は、どの病院でも?定数の患者が?院されます。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
11012xxx020x0x	上部尿路疾患経尿道的尿路結石除去術手術・処置等１なし副傷病なし	53	4.87	5.62	1.89	64.51
110080xx991x0x	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり副傷病なし	49	2	2.53	0.00	69.43
110080xx01xxxx	前立腺の悪性腫瘍前立腺悪性腫瘍手術等	44	9.55	12.63	0.00	67.68
110070xx0200xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等１なし手術・処置等２なし	26	9.54	7.20	0.00	75.15
120090xx97xxxx	生殖器脱出症手術あり	21	7.14	8.86	0.00	69.33

　当科では、尿路結石や前立腺の悪性腫瘍、膀胱腫瘍などの悪性腫瘍の患者数が上位を占めています。入院治療を受ける方のほとんどは手術を受けられます。体に優しく（低侵襲）機能を大切にする（機能温存）手術をより安全に行っています。
　手術はもちろんですが、悪性腫瘍に対する化学療法や放射線治療も、入院・外来を問わず積極的に行っています。早期診断・早期治療に努め、幅広い治療方法で多くの患者さんを診療しています。

大腸・肛門科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術副傷病なし	235	2.09	2.67	65.22
060235xx97xxxx	痔瘻手術あり	30	4.33	6.27	40.33
060220xx97xxxx	直腸脱、肛門脱手術あり	26	8.88	9.78	76.00
060241xx97xxxx	痔核手術あり	15	5.07	5.78	53.00
060180xx97x00x	クローン病等その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	11	4.00	13.79	31.82

　当科は、1996年に外科から独?した診療科で、?腸肛門疾患を中?とした疾患の診療にあたっています。肛門3?疾患（痔核、裂肛、痔瘻）、?腸腫瘍（?腸がん、?腸ポリープ）、炎症性腸疾患（クローン病、潰瘍性?腸炎）、排便障害（過敏性腸症候群）肛門括約筋不全（直腸脱、便失禁）などの診断・治療を?っています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	27	5.96	6.28	42.33
120060xx02xxxx	子宮の良性腫瘍腹腔鏡下腟式子宮全摘術等	26	5.12	6.16	44.85
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮頸部（腟部）切除術等手術・処置等２なし	21	2.10	3.20	42.24
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍子宮全摘術等	20	9.00	9.87	45.00
120140xxxxxxxx	流産	18	2.39	2.45	36.28

　当科は呉?地区・砺波医療圏の救急医療病院として、産科・婦?科領域全般を対象疾患にして診療にあたっています。産科部門では、富?県地域周産期??医療センターに指定されており、二次周産期医療機関として砺波医療圏のハイリスク妊婦や?体搬送を受け?れ、?児科（新?児集中治療室）と協?して周産期管理を?っています。
　また、産婦?科部門では、砺波医療圏の他院からの紹介患者（悪性・良性疾患）を幅広く受け?れ治療にあたっているほか、婦?科領域の救急に関しても、患者の受け?れから緊急?術に?るまで対応しています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	159	2.77	2.84	0.00	76.23
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患手術あり両眼	94	4.38	5.39	0.00	76.02
020290xx97xxxx	涙器の疾患手術あり	-	-	4.78	-	-
020220xx97xxx0	緑内障手術あり片眼	-	-	8.00	-	-
020320xx97xxxx	眼瞼、涙器、眼窩の疾患手術あり	-	-	3.20	-	-

　当科で最も多い?内障に対する?晶体再建術以外にも、緑内障?術や外眼部?術も積極的に?っております。他にも、眼底疾患（糖尿病網膜症、加齢?斑変性症、網膜静脈閉塞症、網膜動脈閉塞症など）に対して、光?渉断層計（OCT)や蛍光眼底造影検査を?い、レーザー治療やステロイド注射、抗VEFG薬（?管内?増殖因?阻害薬）の硝?体内注射などの治療を?っています。
　なお、斜視専門外来は閉鎖いたしましたので、斜視?術は現在は?っておりません。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎手術なし	30	5.63	5.41	44.93
030400xx99xxxx	前庭機能障害手術なし	25	5.64	5.10	66.56
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	15	8.47	7.89	13.13
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	14	7.5	7.04	52.93
030428xxxxxxxx	突発性難聴	14	7.71	9.02	54.93

　当科におきましては、地域の中核病院として、??咽喉科・頭頚部外科全般の疾患を治療対象としています。扁桃周囲膿瘍・急性喉頭蓋炎等の?院治療を要する感染性疾患について、他院からの紹介を含めて対応しています。末梢性顔?神経?痺や突発性難聴に対しての?院加療も?っています。
　また、慢性扁桃炎や慢性副?腔炎や声帯ポリープ等の?術治療も?っています。さらに、頭頚部悪性腫瘍に対する?術や放射線療法、化学療法も?っています。　他の診療科との連携および?学病院との連携を?うなど、症例に応じて細やかに対応しております。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	77	19	-	22	-	18	1	7
大腸癌	41	24	12	50	-	19	1	7
乳癌	19	20	-	-	-	10	1	7
肺癌	-	-	-	-	-	-	1	7
肝癌	-	-	-	-	-	19	1	7

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	25	8.20	54.60
中等症	110	16.24	79.09
重症	28	28.18	86.86
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	222	28.87	77.72	32.35
その他	16	22.75	70.75	1.26

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	44	1.14	5.93	0.00	74.20
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	43	11.23	15.95	0.00	76.44
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	36	0.44	1.25	0.00	64.11
K6872	内視鏡的乳頭切開術（胆道砕石術を伴う）	25	5.88	8.20	0.00	76.60
K654	内視鏡的消化管止血術	24	0.13	9.21	8.33	69.79

　診療科別に患者数の多い手術コード（Kコード）と名称の上位5つと、それぞれの患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示したものです。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を非公表としております。（ハイフン”-”表記）（以下、他の診療科についても同様です。）

　消化器内科で手術を受けた患者数について上位5位までを集計したものです。患者さんの高齢化に伴い、より低侵襲である内視鏡手術が増えてきています。
　内視鏡的大腸ポリープ切除術や食道、胃、十二指腸の早期がんに対する粘膜切除術、食道静脈瘤や胃十二指腸からの出血に対する止血術、また、胆管がん、膵臓がん、総胆管結石に併発する閉塞性黄疸に対するステント留置術や乳頭切開術など、消化器疾患、肝胆道疾患の診断と治療のため多彩な検査・治療手技を実施しています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	62	3.82	2.84	1.61	72.87
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	23	5.00	11.65	8.70	81.09
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	20	0.10	17.30	0.00	70.55
K597-2	ペースメーカー交換術	20	1.00	6.90	0.00	78.30
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	12	0.42	11.83	0.00	72.83

　経?的冠動脈ステント留置術は、待機的なもの（１位　K5493その他）と、緊急を要するもの（３位　K5491急性?筋梗塞、５位　K5492不安定狭?症）に分類されます。
　当院の循環器内科は緊急及び待機的な経?的冠動脈ステント留置術の実施施設であります。また、ペースメーカー移植術患者数も年々増加傾向にあります。
　冠動脈バイパス?術や重症?臓弁膜症などで外科的?術が必要な症例は、?学病院等の?臓血管外科と緊密に連携し、適切に治療しています。

腎臓内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K610-3	内シャント又は外シャント設置術	11	24.73	14.64	0.00	62.64
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	-	-	-	-	-
K616-4	経皮的シャント拡張術・血栓除去術	-	-	-	-	-
K635-3	連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術	-	-	-	-	-
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	-	-	-	-	-

　当科では、血液透析を行う上で必要なシャント設置術、長期間の透析治療により細くなったシャント血管の拡張やシャント血管に詰まった血栓を取り除く経皮的シャント拡張術・血栓除去術を主に行っております。
　また、腹膜透析に必要なカテーテルを腹腔内に留置する連続携行性腹膜還流用カテーテル腹腔内留置術も行っており、透析に関する手術が多数を占めています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	90	0.98	2.03	1.11	67.84
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	56	1.70	4.75	0.00	65.07
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	40	0.18	1.23	0.00	67.85
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	29	1.66	9.41	0.00	71.24
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	24	1.00	1.00	0.00	54.67

　当科では、消化器疾患、甲状腺疾患、乳腺疾患、成?の?径ヘルニア、外傷など、多岐にわたる疾患の治療にあたっております。
胆?症、胃がん、?腸がんは腹腔鏡を?いて?術を?うことが多く、?道がん、?径ヘルニアでも腹腔鏡?術を取り?れています。腹腔鏡を用いた手術は低侵襲で身体への負担も少なく、退院までの期間を短くすることができるというメリットがあります。
　また、乳がんに対しては乳房温存療法を積極的に?なっております。乳腺専門医の赴任に伴い乳腺センターを開設し、形成外科の医師と連携し乳房再建術にも力を入れています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	109	2.06	37.17	18.35	79.43
K0462	骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨）	60	1.60	16.62	3.33	63.13
K0821	人工関節置換術（肩，股，膝）	57	1.39	26.61	5.26	71.63
K0483	骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕，下腿）	44	0.27	2.41	0.00	53.82
K134-22	内視鏡下椎間板摘出（切除）術（後方摘出術）	37	4.14	9.89	0.00	56.16

　当科では、大腿骨骨折の患者さんが最も多く、手術件数も同様に骨折観血的手術（肩甲骨、上腕、大腿）が最も多くなっております。手術後、地域連携パスによる当院と他の病院・診療所との術後リハビリテーションの連携を進めております。
　また、高齢患者さんに多くみられる膝関節・股関節の痛みに対して、人工関節置換術（肩、股、膝）を行っています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	48	1.00	17.08	10.42	78.94
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	32	1.38	40.82	25.00	58.38
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）	13	0.46	59.31	61.54	75.15
K164-5	内視鏡下脳内血腫除去術	11	1.18	40.55	72.73	66.27
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	10	7.10	68.40	10.00	61.50

　当科では、転倒や外傷後に発症する慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術を多く行っており、砺波医療圏の患者さんのほとんどを当院にて手術治療しています。
　また、地域の中核病院として、くも膜下出血に対する脳動脈瘤頸部クリッピングや脳内出血に対する頭蓋内血腫除去術（開頭、内視鏡）などの超急性期手術を行っております。他の医療機関と連携し、画像ネットワークを構築しており、当院へ紹介いただいた後、できるだけ早期に手術を行うことができる環境を整備しております。
　脳腫瘍に対しても手術療法のみでなく、術後の放射線治療や化学療法を併せて行うなど総合的に治療を行っております。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K617-2	大伏在静脈抜去術	13	1.00	1.00	0.00	64.62
K617-4	下肢静脈瘤血管内焼灼術	11	1.00	1.00	0.00	63.64
K6173	下肢静脈瘤手術（高位結紮術）	-	-	-	-	-

　当科では、心臓、血管（静脈、動脈）にかかわる診断、静脈の病気（下肢静脈瘤）の手術、下肢のリンパ浮腫の診断を行っています。
　下肢静脈瘤に対しては、血管内レーザー焼灼術も行っています。患者さんの状態に合わせて下肢静脈瘤抜去術と血管内レーザー焼灼術のどちらが適切か判断して手術行っています。
　また、下肢のむくみの原因のひとつであるリンパ浮腫についての診断・治療も行っています。
　心臓や動脈の病気などは金沢大学付属病院心臓血管外科などと連携して治療にあたっています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	65	4.14	4.95	6.15	67.15
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）	45	2.18	4.69	0.00	74.13
K843-4	腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いる）	43	1.16	7.47	0.00	67.47
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	19	2.63	12.05	0.00	70.11
K865-2	腹腔鏡下仙骨腟固定術	19	1.00	5.11	0.00	68.42

　当科では、難易度の?い?術、特に腹腔鏡?術症例が多いことが特徴です。個々の術式症例数は全国的にみて多いわけではありませんが、腹腔鏡下前?腺全摘、腹腔鏡下仙骨固定術、腹腔鏡下腎・腎尿管切除（年間20-30症例前後）、腹腔鏡下膀胱全摘、腹腔鏡下腎部分切除（年間5-10症例前後）等を実施し、年間100症例以上の腹腔鏡?術を?っています。
　平成29年7?からは「ロボット?援?術装置　ダヴィンチ」を導?しました。3位の　K843-4　腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いる）は、このダヴィンチを使用し手術を行ったものです。
　今後は、前立腺悪性腫瘍以外の疾患にも、ダヴィンチを用いた手術での対応が見込まれています。

大腸・肛門科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	230	0.10	1.04	65.54
K7462	痔瘻根治手術（複雑）	42	0.98	2.33	37.29
K7435	痔核手術（脱肛を含む）（ＰＰＨ）	36	1.17	2.69	65.42
K7434	痔核手術（脱肛を含む）（根治手術）	17	1.00	3.12	55.00
K7193	結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術）	10	2.30	7.20	71.50

　当科では、低侵襲な内視鏡による大腸ポリープ・粘膜切除術や、肛門3大疾患（痔核・裂肛・痔瘻）に対する手術を多く実施しており、上位を占めています。また、大腸の悪性腫瘍に対しては開腹手術や腹腔鏡を用いた手術を行うなど、幅広く対応しています。
　難治性痔瘻、直腸脱、骨盤底疾患、尿失禁においては専門性の高い分野であり、砺波医療圏以外からの紹介が多いのも特徴です。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	35	1.03	4.17	40.66
K877	子宮全摘術	23	1.09	6.96	51.30
K867	子宮頸部（腟部）切除術	21	0.00	1.10	43.43
K9091ﾛ	流産手術（妊娠１１週まで）（その他）	16	0.06	1.06	36.13
K872-2	腹腔鏡下子宮筋腫摘出（核出）術	12	1.00	5.08	43.25

　当科は、呉西地区・砺波医療圏の救急医療病院として、産科・婦人科領域全般を対象疾患にして診療にあたっています。2017年4月より産婦人科医師が4名に増員され、今まで以上に幅広く迅速な医療対応が可能となりました。
　婦人科部門では砺波医療圏の他院からの紹介患者（悪性・良性疾患）を幅広く受け入れ治療にあったっているほか、婦人科領域の救急に関しても、患者の受け入れから緊急手術に至るまで対応しています。
　子宮や卵巣の悪性・良性疾患に対して、開腹手術と低侵襲な腹腔鏡手術を行っております。前年度と比較し腹腔鏡手術の件数は増加し幅広い疾患への対応が可能となっています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	251	0.71	1.66	0.00	76.23
K204	涙嚢鼻腔吻合術	-	-	-	-	-
K2682	緑内障手術（流出路再建術）	-	-	-	-	-
K2172	眼瞼内反症手術（皮膚切開法）	-	-	-	-	-
K279	硝子体切除術	-	-	-	-	-

　当科では、最新の小切開創による超音波水晶体乳化吸引術で白内障手術を行っております。単焦点レンズをはじめ、トーリック（乱視矯正）眼内レンズを用いた水晶体再建術を行っております。多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は行っておりません。白内障に対する水晶体再建術は入院（片眼1泊2日または2泊3日、両眼4泊5日）で行っており、外来での日帰り手術は行っておりません。
　緑内障手術は外眼部手術も積極的に行っております。他にも、眼底疾患（糖尿病網膜症。加齢性黄斑変性症、網膜静脈閉塞症、網膜動脈閉塞症など）に対して、光干渉断層計（OCT）や蛍光眼底造影検査を行い、レーザー治療やステロイド注射、抗VEFG薬（血管内皮増殖因子阻害薬）の硝子体内注射などの治療を行っています。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K309	鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術	14	0.07	1.21	0.00	5.29
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	14	1.43	8.50	0.00	21.14
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	13	1.00	5.92	0.00	53.08
K368	扁桃周囲膿瘍切開術	-	-	-	-	-
K4631	甲状腺悪性腫瘍手術（切除）	-	-	-	-	-

　当科におきましては、地域の中核病院として、耳鼻咽喉科・頭頚部外科全般の疾患を治療対象としています。慢性扁桃炎や喉頭腫瘍（声帯ポリープや喉頭がんの疑い症例）の手術、慢性副鼻腔炎に対する鼻・副鼻腔手術等に積極的に取り組んでいます。
　また、甲状腺悪性腫瘍は紹介患者も含め手術治療に取り組んでいます。慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎の手術も積極的に行っています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	17	0.22
180010	敗血症	同一	10	0.13
180010	敗血症	異なる	36	0.47
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	26	0.34
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

平成30年度 市立砺波総合病院 病院指標

平成30年度市立砺波総合病院病院指標