ラ・ラ・ラ・ライブラリー 砺波市立図書館
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2021年01月21日 17:24
毎月第3木曜日は、
FMとなみ【76.9㎒】さんで
砺波図書館からおススメ本の紹介をしています。
図書館のコーナーは12:20ごろ〜です♪
2月のイベントとして
★POP作り講習会★
日時:2月21日(日) 10:30〜12:00
場所:砺波図書館 第1会議室
参加費:無料
定員:先着13名
持ち物:POPを書きたい本1冊(砺波図書館にある本)
申 込:砺波図書館まで
講師は、富山短期大学経営情報学科准教授の
東野善男先生です。
砺波図書館では、その授業で作成された学生さんたちのPOPを、
本とともに紹介していますよ。
人目にとまり、よく手に取られているので、POPの力は大きいですね♪
さて、今月紹介した本は・・・
「新型コロナから命を守れ!」
(西浦博‖著 川端裕人‖聞き手)
著者の西浦博さんは、テレビでご存じの方も多いと思います。
感染症数理モデルを利用した、流行データの分析を専門としており、
感染者数を減らすためにはどこまで接触を減らすべきかなど、データを作成することの専門家です。
もう一人の著者、川端裕人さんは東京大学出身の小説家で、
「我々はなぜ我々だけなのか」で科学ジャーナリスト賞、講談社科学出版賞を受賞しています。
この本では、西浦さんの文章に、「コラム」という形で川端さんが情報を補っています。
実際の分析結果については、本を読んでいただくとして、
コロナの情報を分析し、最前線でその対応を迫られていくノンフィクションとしても
とても興味深い本になっています。
次々と起こるクラスターに、分析が追い付かなくなる状況。
「リスクを知らせた上での意思決定」を求め、説明をするのですが、
それが政策やメッセージとして発信されると、
西浦さんたち病理学の専門家の思いとは違う形になってしまうこと。
現場はさらに混乱していきます。
専門家ができることを模索していく中で、
有志の会がSNSを活用した発信をはじめたり、
解析のために大学教授が力を貸してくれたりということもありました。
専門家として、自分たちが伝えたいことは何か。
それを理解してもらうためにできることの一つが、
この本を書き、自分たちの思いを伝えることだったのだと思います。
2020年12月25日 18:24
2020年12月18日 18:27
FMとなみ【76.9㎒】さんで
砺波図書館からおススメ本の紹介をしています。
新館オープンに伴い、毎月第1木曜日⇒第3木曜日に変更になりました!
コーナーは12:20ごろ〜です♪
今月紹介した本は・・・
「あしなが蜂と暮らした夏」
(甲斐信枝‖著)
著者の甲斐信枝さんは1930年生まれの絵本作家。
身近な自然を題材にした、写実的な絵本に定評があり、
比叡山の麓に畑を借り、5年にわたって観察を続けて描いた
雑草のくらし−あき地の五年間−』で第8回絵本にっぽん賞、
第17回講談社出版文化賞を受賞しています。
2019年には、NHKでドキュメンタリーが放送され、
その生き物と向き合うさまが話題となりました。
この本は、『雑草のくらし』と同じ約40年前の出来事を綴ったエッセイです。
ある春の日、キャベツの写生中に見かけた
「せぐろあしなが蜂」がもんしろ蝶の幼虫を食べる狩りの様子。
甲斐さんの豊富な知識と、鋭い観察眼で描かれる描写に引き付けられます。
「せぐろあしなが蜂」に魅せられた甲斐さんは、
一軒の納屋で、新しい巣とボロボロの古巣が混じってぶらさがる
「あしなが蜂の団地」を見つけてじっくりと観察…
幼虫の餌が足りなくなると、女王バチが別の蜂の巣から幼虫を奪って自分の子に与える
「子ぬすび」という習性に驚きます。
最初は怒っていた甲斐さんですが、
蜂の巣があった農家の「おかあ」との交流で、
自然や生き物と当たり前に共生していた時代があったことを感じます。
そして、母蜂がいなくなった巣を東京に運び、
母蜂がするように刺身を団子にして幼虫に与え、
女王蜂の誕生までを見届けるのです。
100ページの本の中に、500万年の生活史を持つ小さな蜂の命の営みが、
絵本作家の観察眼と、生き物を慈しむ言葉で綴られています。
「こたつ」
(麻生知子‖著)
どこか懐かしい「こたつ」にまつわる、
ある家族の年末年始を描いた絵本です。
12月31日の朝、「今日は夜中まで起きている」と宣言した少年「こうたくん」。
買い物に行ったり、おせちの準備を手伝ったり、年越しそばを食べたり…
家族とともに新年を迎える喜びが伝わってくる絵本です。
綺麗で繊細に描かれていて、細かいところまで、じっくり眺めてしまいます。
また、テレビ番組のように上から定点カメラで、
炬燵にはいる家族を見下ろしている構図なので、
自分が絵本の中にいるように感じられます。
年末年始、家族でゆっくり読んでほしい絵本です。
2020年11月07日 15:15
砺波図書館オープニング記念!
絵本作家サトシンさんの
”絵本&おてて絵本”講演会を開催しました!
『だっておさるだもん』シリーズや、『うんこ!』『とこやにいったライオン』など、
お子さんに人気の絵本をたくさん作っておられるサトシンさん。
全国をまわって、ライブ感たっぷりの読み聞かせイベントもされています。
まずは歌で「日本むかしばなし」を物語ってくれました!
むかしばなしの内容に合わせ、J−POPからレゲエ、ヘヴィメタまで♪
オリジナル絵本の読み聞かせも、歌ったり、
お客さんと掛け合いで読み合ったりと、
まさに”絵本ライブ”!
子どもたちも次第にノリノリ♪♪
サトシンさんの掛け声に合わせて、
動物の名前や、「くっそー!」などと叫んでいました(^^)
サトシンさんがずっと活動しておられる”おてて絵本”では、
子どもたちと一緒に即興で物語をつなげていきます。
NHK Eテレの「みいつけた!」でもレギュラーコーナーになっている他、
北日本新聞でも「きかせて!みんなのおてて絵本」を募集をしていたので
ご存じの方も多いのでは(^^)
今日はお客さんから二人の子どもたちが、
サトシンさんと一緒に物語を作ってくれました♪
もともとコピーライターとして働いておられ、
40歳を過ぎてから絵本作家を目指されたそう。
子どもたちが楽しく笑える絵本の中に、
自分らしく生きること、大人になることの楽しさ、
大人にも響くサトシンさんのメッセージがたっぷり詰まっています。
最後は、砺波図書館のオープンのお祝いにと、
サトシンさんから特別な”おはなし”のプレゼントも(^^)
サトシンさん、とっても楽しい
”絵本&おてて絵本”講演会、ありがとうございました!!
2020年11月01日 19:29
午後1時の開館を待ちかねたように、
たくさんの方にご来館いただきました。
楽しみに待っていてくださった皆さま、
ありがとうございました!
開館式やオープン初日の様子は
砺波市立図書館のTwitterでもご覧いただけます♪
11/2(月)は砺波図書館のみ臨時開館します。
(庄川図書館は休館日です)
11/2(月)・3(祝)とも、
10:00〜17:30開館となります。
「えほんのじかんスペシャル」は10:30〜11:30です♪
皆さまのご来館お待ちしています!
2020年10月30日 09:25
2020年10月23日 10:02
となみセントラルライオンズクラブ様より砺波図書館に本をご寄贈いただき、
その贈呈式が行われました。
寄贈いただいたのは、国際交流や国際貢献などに関する本55冊です。
自由・平等・世界平和・環境保全などを考える機会になればと思います。
どうぞご利用ください。
2020年10月21日 09:40

⇒動いているところをTwitterで見てね♪
毎日、閉館後、
スタッフさんたちと一緒に働いてくれます!
丸いフォルムがかわいいですね〜♪
クリーニングスタッフさんたちも、
各現場でそれぞれ名前を付けていたりするそうですよ(^^)
砺波図書館でも、早速命名しました☆
R2D2くん、スタッフの皆さん、
これからよろしくお願いします!

高性能フィルターで、除菌、空気清浄にも力を発揮!
愛らしくも頼もしい仲間になりそうです♪
2020年10月20日 11:04
となみ“花と笑顔”のプロジェクトから、図書館にお花が届きました♪
市内公共施設等100箇所に9月〜来年2月までの6か月間、毎月1回花を贈り届け、
花の魅力で市民のみなさまを笑顔にしようという砺波市のプロジェクトです(^^)
真っ白の新刊棚に明るく映えますね♪
目にも優しく香りにも癒されます。
今月のお花は、
●マム
●アルストロメリア
●グロリオサ
●リンドウ
●バラの実
●オンシジュウ
●アセビ
●キキョウラン
…などの美しいアレンジメント。
LINDA OF FLOWERさんが届けてくださいました(^^)
ありがとうございます!
開館したら、毎月届くお花も楽しみにしていてくださいね♪
☆☆花で心の免疫力UP☆☆
2020年10月16日 16:17
新図書館が開館して11月〜1月の3か月間、利用者のサポートをしてくださる
図書館お助け隊!の皆さんへ、説明会を開催しました!
これまでも図書館をよく利用してくださっている方や、
読み聞かせなどのボランティアグループに参加してくださっている方など、
約40名の方が参加してくださることになりました(^^)
皆さん、ありがとうございます!!
新図書館では、セルフ貸出機や予約参照システムが導入されます。
その使い方のサポートをお願いするとあって、お助け隊の皆さんも真剣!
利用者の目線に立って、いろいろな質問をされていました(^^)
また、今日は報道関係の皆さんにも内覧していただきました。
新図書館の様子や「図書館お助け隊!」の活動についても取材してくださったので、
これから、いろいろなところで目にしていただけるかなと思います♪
新図書館開館まであと16日!
「図書館お助け隊!」の皆さんも、応援よろしくお願いします♪
2020年10月13日 16:33


「図書館友の会」では、年1回、
近隣の図書館への視察研修を開催しているのですが、
今年度は、一足早く新しくなった砺波図書館を視察していただきました☆☆


エントランスから多目的会議室は開放的で、目にもカラフル♪
書架が並ぶ広いフロアも、皆さん楽しそうに見学していらっしゃいました(^^)
2階から眺めるとカーペットがチューリップ畑だったり、
天井に貼った細長い杉の木を全部繋げると42Km(!!)という話にも驚きがありましたね〜!


はじめて導入するセルフ貸出機や予約照会システムも一足早く体験♪
エントランスホールのうち、床がフローリングの部分は飲食可能なスペースとなっていて、
今後の運用試験として、実際にお弁当を楽しんでいただきました。(^^)
(※11月の開館から当分の間は、コロナ感染拡大防止のため、飲み物のみ可となります。)
図書館友の会の皆さん、ありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします♪
⇒『砺波市立図書館友の会』入会案内はコチラ
新図書館開館まであと19日!
世代を越えて、地域の皆さんの交流の場となり、
文化を未来につなぐ図書館となることを目指したいと思います。