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2021年11月18日  17:07

☆11月のラジオで紹介した本です☆





毎月第3木曜日は、
FMとなみ【76.9㎒】さん
砺波図書館からおススメ本の紹介をしています。
図書館のコーナーは12:20ごろ〜(再放送17:30〜)です♪

現在、砺波図書館で開催中のイベントは、

★あなたの“イチ押し!”POP&フォトスポット

12月のイベントは、

★児童コーナー壁面のクリスマスツリーに、今年あった「幸せなこと」を貼ろう!

★12/21(火)えほんのじかんクリスマススペシャル

★12/25(土)めばえの会 クリスマスおはなし会


その他にもイベントいろいろ!
詳しくは⇒コチラ をチェック♪



さて、今月紹介した本は・・・



「宮脇俊三の紀行文学を読む」
(小牟田哲彦‖著)


宮脇は大正15年に埼玉県川越市で生まれました。
幼い頃からの鉄道好きだったそうです。
東京帝国大学理学部地質学科に入学後、
東大文学部西洋史学科を受け直して卒業。
中央公論社に入社し、「中央公論」「婦人公論」などの編集長を歴任され、
「世界の歴史」「日本の歴史」シリーズ、中公新書などに関わってこられました。

仕事の合間も鉄道に乗り続けていた宮脇は、
退社後、国鉄全線完乗の旅を綴った『時刻表2万キロ』で作家デビュー。
日本ノンフィクション大賞を受賞された他、
唯一の小説集『殺意の風景』は直木賞候補、泉鏡花文学賞受賞もされています。

今では内田百閨A阿川弘之につらなる
鉄道紀行の第一人者とされる宮脇俊三ですが、
今でいう「鉄オタ」を世間に認知させたり、
「廃線跡探訪」という、それまでほとんど注目されていなかった
鉄道趣味を一般に知らしめたとされます。

そういった「鉄道紀行」を文学の一ジャンルにまでした、と言われる
宮脇作品の魅力を解説したのが本書です。
歴史の深い教養に裏打ちされた文章がとても分かりやすくかつ、ユーモラスで、
優れた紀行文学とはこうなのだな、と感動しました。

この本は令和元年にNHKのラジオ番組で放送されていた内容がもとになっており、
著者の小牟田さんはその時の講師でした。
著者が選んだ原作をアナウンサーが朗読し、
さらに著者が解説を加えており、
宮脇作品の世界に心地よく浸りました。

宮脇の文章は情景が目に浮かんでくるようで、
まるで自分もその旅に随従しているように感じます。
ぜひ、この本で魅力に触れてみてください。


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