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2021年08月20日  14:55

☆8月のラジオで紹介した本です☆





毎月第3木曜日は、
FMとなみ【76.9㎒】さん
砺波図書館からおススメ本の紹介をしています。
図書館のコーナーは12:20ごろ〜です♪

現在、砺波・庄川図書館は
新型コロナ感染症拡大防止のため臨時休館中です。
8月中に予定していたイベントも中止となりました。

インターネットやお電話で予約していただければ、貸出は可能です。
こんな時期だからこそ、気分転換に読書をしたい方もいらっしゃると思います。
また夏休みの課題図書や自由研究の本など必要な方も、
館内には入れませんが、予約・貸出サービスをどうぞご利用ください。

⇒詳しくはコチラ


さて、今月紹介した本は・・・



「クヌギ林の妖怪たち 童話作家・富安陽子の世界」
(斉藤洋‖著)


富安陽子さんは有名な児童文学作家で、
低学年のお子さん向けから中学生くらいでも楽しめるものまで
幅広くおもしろい作品をたくさん発表されています。
特に日本の妖怪や異界を描いた作品が多く、子どもたちに大人気です。

以前からよく「おすすめの本は?」と聞かれた時に、
富安陽子さんと答えていましたが、
この本では、同じく有名な児童文学である斉藤洋さんが、
富安陽子さんの魅力を解読してくれています。
取り上げているのは「クヌギ林のザワザワ荘」、
1990年に出版された富安さんの代表作です。

矢鳴(やなる)先生は自称科学者で、「空を飛ぶ雲」の研究をしていますが、
まだ世間では認められていないため、あさま屋豆腐店でアルバイトをしています。
大家さんはそんな矢鳴先生を変人で危険人物と思っていて、
アパートを追い出してしまいます。

矢鳴先生は、それなら山で暮らそうと思い立ち、
ワクワクしながら部屋を探しにでかけます。
すると風草がざわざわゆれる原っぱに、
猫がオヤジの「猫又不動産」が…

こうして「クヌギ林のザワザワ荘」に住むことになった矢鳴先生。
妖怪たちや、ふしぎな出来事が
日常のほんの少しとなりに存在する…
気が付けば、一緒に非日常の扉が開かれています。

富安さんの作品は、子どもは物語の面白さに、
大人はその言葉の魅力や重みに惹かれると思います。
子どもが読んでも大人が読んでも面白い。
その魅力を、斉藤洋さんが丁寧に紐解いて解読してくださっています。


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