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2021年03月18日  15:33

☆3月のラジオで紹介した本です☆





毎月第3木曜日は、
FMとなみ【76.9㎒】さん
砺波図書館からおススメ本の紹介をしています。
図書館のコーナーは12:20ごろ〜です♪



4月のイベントをご案内します。

★雑誌リサイクル★

日時:4月16日(金)〜21日(水)
場所:砺波図書館 多目的会議室
1冊10円 1人5冊まで


保存期間が終了した雑誌を1冊10円でお分けする、
毎年人気のイベントです。
庄川図書館では3月に行いました。
クラフトなどに人気の英字新聞もありますよ。
お目当ての雑誌がある方はお早目にご来館くださいね。
小銭のご用意をお願いします♪


★こども読書週間★

日時:4月13日(火)〜5月11日(火)

4月23日〜5月12日までの「こどもの読書週間」は、
子どもたちにもっと本を!の願いから1959年に始まりました。
本を読む楽しさを知っていることは、大人になるためにとても大切なことです。
砺波図書館では、チューリップフェアとタイアップし、
みんなのおすすめ本で「チューリップ畑をつくろう!」というイベントを開催します。
みなさんのおすすめ本を書いて、大きなチューリップに貼ってくださいね。


さて、今月紹介した本は・・・





「和菓子迷宮をぐるぐると」
(太田忠司‖著)


ランチについている煮魚一つにも、おいしさの理由を
科学的に検証してしまう、理系大学生の涼太。
関心を持つと一直線で、うんちく好きのちょっと変わり者です。
餡が苦手だった涼太ですが、ある時百貨店で、
「和菓 はなふさ」の店主・華房さんの作った練り切りに出会います。
表紙にも美しい練り切りあんの和菓子が使われていますが、
その「対数美的曲線」の美しさにすっかり魅了された涼太は、
華房に弟子入りすべく、大学院進学をやめて製菓学校に入学するのです。

高卒の学生たちに交じって製菓を学び始めた涼太。
小豆を選別し、たっぷりの水を入れて火にかける。
沸騰したら水を入れて一度湯の温度を下げる。
豆が膨らんだらざるにあげてゆで汁をきり、流水で洗い流す…
そこからさらに柔らかくしていくのですが、
この後に加える砂糖と塩、何をどれだけ使うかで餡の味は変わります。
理系男子の涼太は、答えを出そうともがきますが、
そこは答えのない「和菓子の迷宮」だったのです。

製菓学校の中で異色の存在の涼太ですが、
そんな彼に影響され、いつの間にか仲間が増えていきます。
和菓子コンテストに応募することになった彼らは、
自分の答えを求めて作品づくりに向かっていく…。

著者の太田さんは、ミステリー作品が多いですが、
この作品は青春小説のさわやかさがあふれています。
自分のやりたいことは何か?
誰もが一度は悩み惑う、選択の時期に読んでほしい物語です。



もう一冊ご紹介します。




「やけに植物に詳しい僕の街のスキマ植物図鑑」
(瀬尾一樹‖著)


著者はツイッターの「やけに植物に詳しい悟空」というアカウントで、
道端に生えている草のことを、ドラゴンボールの悟空の口調で教えてくれます。
街にそっと生えている、もしくは増殖している草花に注目した本です。

きっかけは、20歳の時にクローバーを探す行事に参加したことだそう。
そこでカタバミという、クローバーによく似た植物に出会いました。
クローバーは葉っぱが丸い形で、カタバミはハート型。
その違いに魅せられて、植物図鑑片手に草花観察を始めたそうです。

厳しい環境でも柔軟に姿を変えて、花を咲かせて芽をつける。
子孫を残す目的だけは失わずに生きていく。
普段目にする街の草花を知りたくなってくる本です。
コロナでなかなか出かけることが難しいこの時期、
身近な植物に目を向けてみませんか?


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