Tonami Blogへ
ID パスワード
このblogのトップへ戻る

2019年02月07日  17:34

☆2月のラジオで紹介した本です☆



毎月第1木曜日の12:20からは砺波図書館ラジオの日!


FMとなみ【76.9㎒】さんでイベント予定や
オススメ本を紹介させていただきました。


新図書館の建設がはじまっています。
156号線沿いの建設地では、現在120メートルの大型クレーンが働いていますよ!
図書館のブログTwitterでも様子を紹介しているので、見てみてくださいね(^^)


今月のイベントは講演会が2つ開催されます。

★砺波市立図書館友の会講演会★
「源氏物語を読むポイント」

日時:2/16(土)13:30〜15:00
講師:谷口美津江先生(紫友会)


当時の発音での朗読や、時代背景など、
源氏物語の世界を紐解いていく講演会です。


★図書館サポーター講座 第3回★
「加賀藩政期の砺波地方」

日時:2/17(日)14:00〜15:30
講師:長谷川孝徳先生(北陸大学)


砺波地域の文化の基礎を築いた江戸時代、加賀藩政期における、
砺波地域の特色や魅力について学べる講演会です。


どちらの講演会も参加は無料で、どなたでもご参加いただけますよ。
興味のある方はお気軽にお問合せくださいね。



さて今月紹介した本は、




「たまねぎとはちみつ」
(瀧羽麻子‖作)



著者は1981年生まれ。『左京区七夕通東入ル』など
シリーズ化されている作品もあり、人気作家のおひとりです。
「せっかく物語を作るからには、ひと筋でもいいから光がほしい」と
ご本人がインタビューなどでもお話されている通り、
あたたかい読後感の作品が多く、中高生にもよく読まれています。
この作品は、著者のはじめての児童書作品となります。

このタイトルは、アラビア語のことわざ
「ある日ははちみつ、またある日はたまねぎ」からきているそうです。
『世界たべものことわざ辞典』(図書館にも所蔵)によれば、
「ある時はとてもうまくいき、またある時は悪い方へいく」という意味。
日常はいいこともあれば悪いこともあるけれど、大丈夫だよという感じでしょうか。

主人公は小学5年生の千春。
仲良しの紗希が塾に通うようになって一緒に遊べなくなり、
その楽しそうな様子に落ち込んでしまいます。
そんな時であった、修理屋のふしぎなおじさん。
知らない世界の話が楽しくて、クラスメイトの俊太とそのお店に通ううち、
おじさんの内緒の悩みを知ってしまい、なんとかしたいと思うのですが…

物語の中で、大きな事件は起きません。
日常の小さな出来事に悩んだり喜んだりする積み重ねです。
けれど、世界は思った以上に広く、自分が知らないことがたくさんある。
千春と俊太が感じるその世界に、読者も気づかされます。

子どもたちが読むと学校ではないもう一つの扉が開く、
大人が読むと「子どもはいつでも虹の橋を架けてくれる」存在
であることを再認識させてくれる物語です。



  • 企画展示・おすすめ図書