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2018年09月06日  16:36

☆9月のラジオで紹介した本です☆



毎月第1木曜日の12:20からは砺波図書館ラジオの日!


FMとなみ【76.9㎒】さんで今月の予定や
オススメ本を紹介させていただきました(^^)


1冊目はこちら。




「ぼくは恐竜探険家!」(小林快次‖著)

「ハヤブサの目をもつ男」と呼ばれる気鋭の恐竜学者、
小林快次(こばやしよしつぐ)博士をご存知ですか?
1971年生まれで、福井県出身。
NHKラジオの「夏休み子ども科学電話相談」でも大人気の、
いまや恐竜界では知らない人がいない、通称「ダイナソー小林」先生です。

さぞかし子どものころから恐竜が好きだったのでは!…と思いきや、
大学では別の研究をしていたのだそう。
これといった目標もなかったため、留学しても何も果たせず…
ところが恐竜図鑑を目にしたとき、もう一度研究をしたい!と気づき、
そこから目標に向かって努力を始めたのだそうです。

現在は1年の約3分の1を海外の化石発掘現場で過ごし、
発見した新種は10種以上!
50年近く「謎の恐竜」と呼ばれた「デイノケイルス」の全身骨格の解明も果たします。
地層をしっかりと見て、人と同じ場所は探さない。
それが「ハヤブサの目」と呼ばれる所以です。

“得意ではなくてもいい。大切なことは「そこにおもしろさを見つけられるか」”
恐竜学者になりたい人は、今のうちから自分の好奇心をめいっぱい育んでほしいと書いておられます。
気鋭の恐竜学者からのメッセージ、受け止めてくださいね!



もう一冊ご紹介します。



「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」(先崎学‖著)

先崎学さんは青森県出身の将棋棋士。
「羽生世代」であり、人気漫画「3月のライオン」の将棋監修としても
ご存じの方が多いのではないでしょうか。

今の藤井ブームに沸く前、将棋界は揺れていました。
多忙な仕事、そして将棋界を何とかしなくてはという責任感もあり、
先崎さんは体調を崩し、うつ病を発症してしまったのです。

この本では、その発病から寛解までが、生々しく、
けれども先崎さんらしい軽妙なタッチで描かれています。
体が動かなくなる、思考がまとまらない、
そして何より将棋が指せなくなっていく現実。
小学3年生の頃のより弱くなってしまった自分への絶望…。
けれど、深刻な病状から1年で寛解し、棋士として現役復帰できたのには、
精神科医であるお兄さんの存在がありました。

心の病気ではなく、脳の病気であること。
「何が苦しいのかまわりは全くわからない、当事者以外には理解できない病気である」こと。
病気になる前にはわからなかったことが、今の先崎さんには理解できること。
お兄さんの専門的な助けや、簡潔な言葉で疑問に答えてくれたことを
当事者である先崎さん自身が書かれた本書。
一度目を通してみてはいかがでしょうか。


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