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2018年10月20日  21:13

増山城戦国祭り 城攻めウオーククイズラリー説明(5)

神水鉢について 続き

前回《神水鉢》について記したが、それでは古文書では神水鉢についてどのように記しているのだろうか
 郷土資料館安カ川恵子先生の講座資料から拝借。



平成25年7月 講座「増山城にかかわる伝承」 より

1年中水が枯れないということについて

上記安カ川先生の資料からの引用であるが「・・・俗に此水石中より湧出て四季に絶へずと云余里人に問ふに甚非なり此石吸ほせは重ねて雨降時まで一滴もなししかし至て堅き石にて極暑にも水干ることなしと云」
『越中旧時記』(越中郷土資料館叢書)富山郷土研究会編
 句読点もなく、濁音もなく非常に読みにくい文だが、大体の訳は「石の中から水が湧き出て四季絶えることがないと言われている。自分が里人に聞いたところ、そんな馬鹿なことはない。この石が水を吸い込んでしまったら今度雨が降るまで一滴の水もない。しかしこの石はいたって硬い石なので極めて暑い時でも水が枯れることがないと言った」(意味は本保が勝手にしたので違っているかもしれません。〉

また、佐伯哲也さんは「この石は凝灰岩で透水性がある。スポンジが水を吸うようにして周りの土から水を吸い上げて大体2日間で満水になる。こういうことで夏でも水が溜まっているという伝承が残っている。という説。 
2013.4.13 増山城現地研修から 

(本当に2日間ほどで水がたまるのか一度実験してみたいですね。〉

 増山城リーフレット、大人用、子供用どちらにも神水鉢は書いてはあるがどちらにも1年中水をたたえているとか、1年中水が枯れないというようなことは書いてない。ガイドとしてはこういう伝説があると書いてほしいところだが・・・。

              続く
                 
本保澄雄


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