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ふるさと学芸員の小窓

ふるさと学芸員のブログです。砺波市の「ふるさと文化財」とは、地域の財産として親しまれ大切にされている文化的財産のことです。このブログで少しずつご紹介していきたいと思います。
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2011年07月20日 17:52



■準のなわ塚碑・砺波市柳瀬

昔、柳瀬村では庄川の洪水などの災害もあり、村高のわりに納付の負担が大きく困っていた。そこで村は加賀藩に検地を願い出た。
願いが叶い、文化11年(1814)、10月9日から11月11日までの33日間に渡り検地が実施されることになった。
検地には、奉行はじめ、担当した関係者は公平を期するため、新川郡・能美郡・河北郡など他郡の者も当たったと記録にある。

草高
一、千四百弐拾八石弐升五合      砺波郡柳瀬村
   内九百拾六石六升三合       減高
   残而五百拾壱石弐斗六升弐合  今般御検地之上極高

検地の結果、村高が64%に減った。
ちなみに加賀藩では、正式の検地引高としては最後の例である。

柳瀬比賣(ひめ)神社の境内北側に高さ125cm、幅48cmのニョロ〜っとした石碑があります。
検地引高を喜び、検地に使った縄を生めて石碑を建立したものです。

余談ですが、文化11年の記録の中には天気も記されていました。
10月10日…雪二三寸とか11月1日…風雪、なんてちょっと興味深かったです。


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