Tonami Blogへ
ID パスワード
このblogのトップへ戻る

2011年11月30日  12:25

浅草観音発祥伝承地



■浅草観音発祥伝承地・砺波市東保ほか

東京台東区浅草といえば浅草寺!全国的にも有名なお寺ですね。
特に雷門から仲見世あたりは活気があり年中賑わいをみせていますが、実はここのご本尊、もとは東保の田中にあった寺の観音像だと伝承があります。

浅草寺のご本尊である観音様の由来は、飛鳥時代に遡り、隅田川で漁師の兄弟の網にかかり、これを調べた人が(地方の行政責任者)が私宅を寺にして供養したことから始まったとされています。
一方、昔、東保の田中にあった常福寺(天台宗)から、行商人が寺の観音堂にあった1寸8分の黄金の観音様を持ち出し、それがまた盗まれ、盗んだ盗人が遭難し観音様は流されて隅田川で漁をしていた漁師の兄弟に拾い上げられたと古くからの言い伝えが残されています。

浅草寺のご本尊は秘仏とされていて誰も見ることが出来ませんが、この二つの結びつきを浅草寺に認めてもらい、田中は浅草観音発祥の地の一つとなりました。昭和5年、これを記念して旧跡地に石碑が建立され、石柱の上部はこの時浅草寺からもらい受けた観音様の分身がはめ込まれました。
以後80年経った今でも『観音祭り』は行われ、浅草寺ともさまざまな形で交流が続けられています。ちなみに『浅草寺史談抄』によれば、発祥の地の伝承は田中のほかに埼玉県、静岡県、奈良県、愛知県にもあるといわれ、歴史のロマンを感じます。



今年も8月20日に『観音祭り』は行なわれ、参加された30余名の皆さんは熱心にお参りされました。お参りが終わると、供物が配られ、その場で歓談時間を設けて用意された手料理やスイカ、地元生産の宮崎ぶどうを手にとり、労いの言葉を掛け合う姿がみられました。
午後は同じ敷地内で庚申塚の供養行事があるそうですが、行事が重なっても皆さん一丸となって旧跡保存に努めておられます。




笑顔がたくさん!いい雰囲気でした。
そして祭りの時間を教えてくれたT君、本当にありがとう。


  • 伝承地