臨床研修プログラム

実習生の感想

砺波総合病院の医学実習では、金沢大学と富山大学の学生さんを受け入れています。

医学実習で病院が心がけているポイントは次のとおりです。
①充実した指導、放置しない工夫、後悔させない配慮を行う
②時間を有効に配分して他科(多科)を経験してもらう

更にお薦めできるポイントとして次の三つがあります。
③富山からも金沢からも通いやすいロケーション
④希望者は近隣施設に宿泊が可能です
⑤砺波イオンに徒歩3分

砺波総合病院はこんなところです。
*約13万人医療圏の中核病院、471床、常勤医師約90名
*地域がん診療連携病院、災害拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、へき地中核病院、
 地域救命センター、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター
*多数の診療科で一般市中病院の診療を経験可能です
*実習医学生はWi-fiが利用可能です
*研修医向けレクチャー、院内カンファレンス、講演会を頻繁に開催しています
*研修医室、専任司書常駐の図書室、医局ラウンジが利用可能です
*地域住民の気質は温厚、医学生や研修医を大事にするアットホームな気風
*徒歩圏内にイオン、多数の飲食店あり
*合掌造りをイメージしたスタイリッシュな病院、絵画・彫刻が豊富な院内空間です
*初期研修医:令和5年度は基幹型12名・協力型7名が研修を行っています

当院で実習を終了した学生さんの感想をご覧ください。

令和5年度臨床実習の感想

  • 研修担当の方々、研修医の先生方、指導くださる先生方どなたも親切にして下さいました。 職種間の連携、コミュニケーションがとれた、とても良い病院だなと感じました。 私は麻酔科で実習をさせて頂きましたが、Ope室の雰囲気がとても良く、驚きました。 麻酔科の先生方はどの方も丁寧にご指導くださり、時には手技などもさせて頂きとても有意義な実習となりました。 また、執刀中の先生方も教えて下さることがあり、いろいろな分野の手術が見られて良かったです。 救急実習は様々な症例を見ることができ、有意義な実習となりました。 基本的にはお忙しい感じではあったため、エコーのあて方や医療面接などを学ぶ機会がなかったのが少し残念でしたが、 研修医の先生方が初期対応を行う様子をみることができて、勉強になったと思います。
  • 1ヶ月間、救急科を回らせていただきました。研修医の先生方が救急患者さんのファーストタッチをしている様子を拝見しました。 1年目、2年目の先生が協力している姿や、上級医の先生に相談しながら診察・治療を行うところを見ることができ、有意義な実習になったと思います。 休憩時間も研修医の先生と同じ部屋で過ごすことができ、気軽に質問なども聞いてくださり、とても楽しい雰囲気でした。
  • 外科を4週間実習させていただいたのですが、様々な手術を見学することができたので良かったです。 縫合も先生方に指導していただけて良い経験になりました。ありがとうございました。
  • 1ヶ月の実習のうち、2週間を皮膚科、残りの2週間を救急科で実習しました。皮膚科の外来見学では、皮膚疾患について学ぶことができました。 病棟回診では疾患の治療を確認し、処置を行いました。皮膚科生検では、普段見学だけだった手技を実際にさせてもらえることで、より理解が深まりました。 また、救急科では、診断のついていない患者を診察、治療する現場を間近でみることができました。 問診、検査、オーダーなど、患者の症候から何をすべきなのかを学ぶことができました。
  • 麻酔科に4週間実習させていただきました。麻酔科の先方には多くのご指導をいただき、充実した実習となりました。 時には、救急科でも実習をし、研修医の働き方を間近でみることができたのは、研修先を考えるにあたってとても参考になりました。 大変柔軟に実習をさせていただき、非常に有意義な日々をすごせました。ありがとうございました。
  • 大学とは違った症例を経験できた。病院の近辺にはスーパーや外食店が多く、比較的に住みやすい地域だと感じた。
  • 消化器内科と救急科を回らせていただきました。消化器内科ではいろいろな検査や外来を見せていただけてよかったです。 また、実際に模型を使って内視鏡をさせていただけて充実した内容の実習でした。
  • 救急科では、研修医の先生たちの後ろについて、どのように患者さんに対応しているのかを見させていただきました。 実際に研修医になったときにどのように動けばよいのかを見ることができてよかったです。

令和4年度臨床実習の感想

  • 3週間放射線科、1週間救急科をまわりました。 放射線科では、初日にどんな実習をしたいかを細かく聞いてくださって、解剖学が苦手だとお伝えすると 第1週はパワーポイントに自分で臓器を書き込む課題を頂き、第2週からは疾患を当てたり、所見を考えたりといった課題に挑戦しました。 課題に対して毎回丁寧なフィードバックがなされ、大変勉強になりました。 また、腹部エコーがやりたいと言ったら、先生が時間を作って指導してくださって、基本からエコーのコツまで学ぶことができました。 苦手意識があった画像の読影を面白いと感じることができたのは放射線科の先生方のおかげです。
    1週間の救急科では、研修医の先生が救急対応をしている姿を拝見しました。 素早い判断、患者さんへの声かけ、手技など、自分が1年後あのようにできるのか不安になる程バリバリ働いておられ、勉強のモチベーションがあがりました。
    研修医の先生方と同じ部屋が待機室だったので、何かと質問しやすくて助かりました。
  • 小児科、救急科、腎臓内科で実習させていただきましたが、どの診療科でも丁寧にご指導いただけて非常に勉強になりました。 小児科では、一般的な外来診察に加えて小児腎臓病に特化した外来もあり、専門的な内容まで教えていただけて参考になりました。 救急科では、救急車やwalk inで来られる患者さんの対応をさせていただき、研修医の先生と一緒に身体所見をとったり、 病態を考察したりと非常に実践的な経験ができました。また、ドクターヘリによる搬送にも立ち会えて貴重な体験となりました。 腎臓内科では、透析の手技を教えていただき、脱血管や送血管の挿入ができるようになりました。
    どの科でも、積極的に手技などをさせていただけて嬉しかったです。また、先生方や看護師の皆様とても優しく、楽しく実習することができました。 本当にありがとうございました。
  • 実習希望科の変更を柔軟に対応して下さり、とても助かりました。 実習では、実際の救急の現場での働き方、考え方など、多くのことを学ぶことができ、とても有意義に過ごすことができました。 研修医の先生方と共に過ごすことで、皆さんの考え方や、姿勢を学び、私も先輩方のような現場で動ける医師になりたいと強く思いました。 特に学ぶことが多いと感じたことは、1年目の研修医の先生の成長していく過程を共に過ごせたことです。 1年後の自分に重ねてみて、皆さんのように大きく成長していきたいと思いました。その為に重要なことは、一つ一つを丁寧に取り組むことだと感じました。 最初からできることは見逃しをなくすことなので、スピードを出すことではなく、患者さんの利益となるような医療を提供できるようになりたいです。
    また、自己研鑽の大切さも教わりました。研修医の方に、様々な手技にチャレンジさせていただきました。 まだまだ下手くそで、ご迷惑ばかりおかけしましたが、千里の道も一歩から一歩ずつステップアップしていきたい。 腕を磨きたい、チャレンジ精神を忘れない。これらの事を学びました。本当にありがとうございました。
  • 腎臓内科、循環器内科で実習させていただきました。どちらの科でも先生方が優しく、お忙しい中多くの事を教えて頂き感謝しております。 手技に関しても多くの機会を頂き、大変充実した実習をさせていただいたと感じています。ありがとうございました。 研修医の先生方も人柄の良い方ばかりで、大変お世話になりました。特に実習した科でローテされていた研修医の先生方に 「やってみる?」「~しよっか」等と声をかけていただくことも多く、より実りある実習になったと感じています。

令和3年度臨床実習の感想

  • 先生方が大変親切にしてくださったので、とても良い雰囲気で実習することができました。大変熱心に指導していただき勉強になりました。 また、研修医の先生方やコメディカルの方々にも親切にして頂き、良い環境で充実した実習を行わせていただけたので感謝しています。 私自身、この病院を研修先の第一希望としているので病院見学以外にこのように1ヶ月実習させていただけたのは大変貴重な機会になりました。 ありがとうございました。
  • 4週間とても楽しく実習させていただきました。
    大学にはあまりない症例を見ることができたり、また、そもそもの救急車の台数自体も大学とは比較にならないほど多かったりと、非常に勉強になりました。
    研修医の先生や上級医の先生、コメディカルのスタッフの方々にも本当に丁寧にご指導いただきました。
    今後もここで得た経験を胸に、さらに勉学に励んでまいります。ありがとうございました。
  • 消化器内科では内視鏡の所見や操作方法などを中心に見学しました。2週間見ることで、多くの知識を得ることができました。 腎臓内科では透析の様子や腎疾患に関する外来を主に見学しました。先生からの話を聞いて勉強することで幅広い知識を得ることができました。 将来、内科を志望する上で内科医について詳しく知ることができたのでとても貴重な機会となりました。 先生、研修医、他スタッフなどみなさま優しく指導していただき充実した実習を4週間過ごせました。
  • 昼休みや待機時間で過ごす部屋が研修医の先生方と同じで様々な意見を複数の先生から聞くことができて良かった。 また、病院全体として雰囲気が良く、気持ちよく実習できた。オペでは助手に入ることができ、手技も経験させてもらった。 空き時間に勉強できる環境(Wi-Fiなど)があって良かった。
  • 4週間の実習のうち希望で好きな科を1週間や1日単位でまわれるように調整していただけたのが有難かったです。
    前半2週間は眼科をメインに救急の見学等もさせて頂き、外来では先生の指導の下、患者さんの診察をしたり、手術では術直前洗眼を手伝わせて頂いたり、 新しい経験ができ、簡単な手技を身につけることができたため、とても良かったです。
    救急では、実際の患者さんの症候を聞き、鑑別診断を考え、必要な検査を決めていくのを研修医の先生方に丁寧に教えて頂け、大変勉強になりました。
    後半2週間は糖尿病・内分泌内科で実習させて頂き、入院患者さんの血糖コントロールの考え方や、他の内分泌疾患のホルモン動態の考え方、 内科初診で来る様々な患者さんの対応など、先生方がとても優しく教えてくださり、勉強になりました。
    宿舎も病院に近く便利で、4週間困ることなく過ごすことができました。看護師さんや検査技師さん、事務の方々も皆さん優しく、 4週間安心して過ごすことができました。ありがとうございました。
  • 1か月間の実習の中で複数の科を回ることができたことが良かったです。1日だけ救急科を見学させていただくなど、様々な希望を聞いてくださり、 充実した実習を送ることができました。どの科の先生方も丁寧に指導してくださり、様々な手術や回診に参加させていただき、とても勉強になりました。
    また、自習室として研修医室を使わせていただけたので、研修医の先生方から様々なお話を伺えたことも大変良かったです。1か月間ありがとうございました。
  • 実習が始まってすぐの面談で、その他の希望も聞いてくださり、2つの診療科を回らせていただくことができてよかったです。 また、1か月の期間で3度の面談の時間を設けていただいたので、実習中の質問をするだけでなく、初期臨床研修先としての病院の様子も知ることができました。
    待機の部屋が初期研修医中の先生方と同室と聞き、初めは気を遣ってゆっくり勉強等できないのではないかと心配でしたが、 先生方がとても親しみやすい方で、勉強のことについて質問したり、なかなか聞きにくい病院の実際や研修病院の選び方など、 たくさんのお話ができ、むしろ同室でよかったと思いました。
  • 1か月間小児科だけでなく、1週間精神科、1日救急科で実習することができたのが、大変ありがたかったです。 勉強としてはもちろん、病院見学のように興味のある科の雰囲気を知ることができてよかったです。
    どの科でも質問をするといつでも優しく教えていただけたので、疑問点はすぐに解消できて学習しやすかったです。
    研修医室に席があったのも先生方といろいろな会話ができてよかったです。病院目の前に寝泊まりできたのは大変便利でありがたかったです。
    コロナの時期で先生方と病院外で会食をなかなかできなかった点だけ非常に残念でした。

令和2年度臨床実習の感想

  • 救急での実習は、本当に色々な症例を見ることができた。全ての症例を見ても頭に入りきらずにパンクしてしまうので、 適度に休憩や疑問点を解決する時間が取れる環境で、良い実習でした。
  • 精神科の実習では、外来見学、病棟実習、各カンファレンスへの参加から、精神疾患を中心に、多彩な病態について学ぶことができました。 4週間という長期間の中で、外来や病棟の患者さんの経過や処方について時には実際に対話しながら考えることができ、とても良い経験を得たと思います。 また、希望診療科だけでなく、興味のある科についても、柔軟に実習を組んでいただき、より充実した実習となりました。
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