臨床研修プログラム

研修医の感想

当院研修医からのメッセージ

平成29年度1年次研修医 梶川 尚

こんにちは。研修医1年目の梶川尚です。

これまでに消化器内科で2か月、救急科で1か月、麻酔科で1か月の研修生活を送ってきました。この4か月間の研修内容を振り返って紹介します。

①消化器内科
 まずは朝8時にHCUへ。前日夕方以降にHCUに入室した患者さんについて、指導医とともにカルテをチェックして概況を把握します。 続いて一般病棟へ。指導医が担当する入院患者さんの回診・処置しつつ、病状・今後の対応について指導医とディスカッションします。
 9時に内視鏡センターへ。消化器内科の中心となる内視鏡検査です(午前は主に上部消化管、午後は主に下部消化管)。 始めはそばで見学して所見を読み取れるように勉強するだけですが、模型で内視鏡操作の練習をし、徐々に実際の患者さんで内視鏡を操作するようになります。
 12時からはお昼休み。昼ごはんを食べつつ、自分の担当患者さんの昼食後を見計らって病棟へ診察に行きます。
 13時30分からは再び内視鏡センターへ。上部・下部消化管の検査が終われば、胆道系の検査・治療を見学・補助します。 そして後はカルテ記載、内科カンファレンスでの症例発表に向けて準備、他科とのカンファレンスへの参加などがあります。
 研修に慣れてくると、上記の他に内科初診外来でアナムネをとったり、検査科に見学に行ったり、勉強内容の幅を広げられます。

②救急科
 出勤したらまずはカルテチェックです。ICU・HCUの入院患者さんについて大まかに把握します。
 8時30分からはICU → HCUの順に救急科ドクターとコメディカル(看護師だけでなく臨床工学技士・理学療法士も)と共に回診をします。 上級医だけでなくコメディカルからも、患者さんが抱える問題について様々な角度から指導を受けます。 現在起こっている問題への対応に加えて、今後予想される転帰へも少しずつ目を向けられるようになっていきます。
 回診後はERへ。ERではウォークインでも救急車搬送例でもまず研修医がファーストタッチします。 ERでは1年次・2年次の研修医が1人ずつセットで研修するよう予定が組まれているので、救急車対応は2年次の先生の指導を受けながら仕事を覚えていきます。 一方、ウォークインの患者は1年次研修医でもいきなり1人で初期対応しなければなりません。 病歴聴取 → 身体診察 → 鑑別診断を挙げる → 検査をオーダー → 診断 → 治療方針決定という流れで進むのが一般的ですが、 当然、1年次研修医の能力でこなせる範囲は限られます。躓いた所で気軽に先輩研修医や上級医に相談できる環境となっているため、 その都度他の医師と話し合いながら診察を進めていきます。この経験を繰り返すことで、自分でこなせる段階が少しずつ増えていくのを実感できます。

③麻酔科
 まずはオペ室へ。患者さんの入室までに上級医とともに麻酔薬・マスク・挿管器具などの準備を整えます。患者さんが入室したら静脈ルートを確保します。 脊髄くも膜下麻酔を行うオペではルンバールも経験できます。そして次はメインとなる麻酔導入で、マスク換気・気管挿管を行います。 挿管手技の訓練ため原則として昔ながらの直視型喉頭鏡を用いますが、挿管困難例ではビデオ喉頭鏡やエアウェイスコープを使うこともあります。 挿管が済んだら麻酔維持の準備を整えて、術中管理に入ります。このままオペ室に残って抜管・患者さんの退室まで携わる場合もありますが、 オペ件数が多い日はすぐに他のオペ室に移動し、気管挿管してまわるという研修も可能です。 術中管理としましては、血圧や心拍数の異常な変化に対して適切な循環作動薬を考えて選ぶだけでなく、 なぜ異常が起こったのか・そもそもモニターの値は真なのかという所にまで立ち返って指導を受けられます。
 その日のオペ終了後は翌日の準備です。自分が翌日参加する予定のオペについて、手術内容・麻酔方法・麻酔管理上のリスクなどをカルテでチェックしておきます。 地味な仕事ですが、これをしておかなければ、術中に対症的に循環作動薬をなんとなく投与するだけになってしまいます。

以上が私の4か月間の研修内容です。みなさんが研修医になった時の姿を少しは想像できるように時系列で書いてみましたが、 書き切れないことや文字では伝わりにくいことが多々あります。実際に自分の足で現場に来て、自分の目で確認するのが1番です。 当院に興味を抱いた方は是非見学にいらして下さい。お待ちしています。

平成29年度1年次研修医 川根 太郎

研修医1年目の川根太郎です。研修が始まって5ヶ月目に入りました。これまで麻酔科、救急、腎臓内科をまわらせてもらいました。 そして現在は精神科で勉強させてもらってます。各科でどういう研修をしたか、何を学んだかを書いていきたいと思います。

・麻酔科
 僕の研修生活は麻酔科から始まりました。麻酔科では患者さんのルート確保から始まり、マスク換気、気管挿管、術中の麻酔薬の調節、術後の抜管と、 一通りの流れを経験することができました。特に気管挿管は、ほぼ麻酔科でしかする機会がないため貴重な経験となりました。 研修1ヶ月目でたくさんの手技をやらせてもらえる科を回ったのは非常によかったと思います。

・救急
 当院の救急研修は、基本的に研修医2年目1人+1年目1人で行います。初めの方は患者さんが来ても何をしていいか全く分からず、 ほとんど2年目の先生にまかせっきりにしてしまいました。しかし先生方がオーダーの入れ方や診察、治療の仕方などを分かりやすく教えてくださり、 徐々に対応できるようになってきました。まだどんな主訴の患者さんが来ても冷静に正確に対応できるまでには至りませんが、 これからもっと経験を積んで対応できるようにしていきたいです。

・腎臓内科
 腎臓内科では2ヶ月間勉強させてもらいました。
 腎臓内科は、朝の透析穿刺から始まります。透析穿刺用の針は16Gとかなり太いもので、点滴用の針とは勝手が違い、最初は非常に戸惑いました。 しかし、先生方に丁寧にご指導いただいたことで、比較的刺しやすいシャント血管には穿刺出来るようになりました。
 病棟では入院中の患者さんを何人か担当させてもらいました。腎臓疾患の患者さんはもちろんですが、 その他にも脳梗塞、電解質異常、膠原病など、様々な症例を担当させてもらい、本当に勉強になりました。

・精神科
 現在まわっている精神科では、まず朝、初診の患者さんを診察します。本当に様々な患者さんが来院されますが、 どんな患者さんの訴えもしっかり傾聴することが大切だと改めて感じています。また先生方の薬の処方の仕方をみながら勉強させてもらっています。

砺波総合病院は先生方、スタッフさんが皆優しく、分からないことも丁寧に教えてくださるので大変働きやすい環境であると思います。 また研修医同士も大変仲がよく、何でも気軽に質問し合える雰囲気があります。 そういった雰囲気を感じてもらうためにも、是非一度、見学に来てみてください。待っています。

平成29年度1年次研修医 西川 直人

研修医1年目の西川直人と申します。研修が始まって4ヶ月が経過しました。今回はこの場を借りて4ヶ月の研修を振り返ってみたいと思います。
 私がこれまでに研修した科は腎臓内科、消化器内科を2ヶ月ずつです。現在は救急を研修中です。

・腎臓内科
 腎臓内科ではネフローゼ症候群や腎不全などの腎疾患に加え膠原病、脳梗塞、肺炎、認知症などの疾患を経験することができました。
 担当患者さんを実際に診察し、カルテに日々記載することで患者さんの日々の状態を把握していきます。 さらに上の先生に自分では気づかない問題点などを指摘して頂き、フィードバックを受けてさらに理解を深めていきます。 機会があればCVカテーテルなどの手技なども経験することができます。また毎週内科カンファレンスがあり、 そこで担当患者さんのサマリーを発表する機会があり、サマリーを作ることで担当患者さんの疾患について深く考察し理解することができ、 さらに発表を行うことで、プレゼンの技術も磨くことができました。
 腎臓内科では人工透析の患者さんへのシャント穿刺があり、毎日何人もの患者さんへの穿刺を行う機会がありました。 シャント穿刺は腎臓内科以外では行うことのない手技ですが、点滴などの血管確保の手技の習熟にもつながるため毎日行いました。

・消化器内科
 消化器内科では消化器系の疾患を中心にして、胃癌、食道癌、肝臓癌、胆嚢癌、膵臓癌、肝硬変、胆嚢炎、胆管炎、 胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病など消化器内科の疾患をひと通り診ることができました。 また上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査、逆行性胆管膵管造影検査、内視鏡的粘膜下層剥離術などを数多くみることができ、 消化器疾患の検査、治療の理解が進みました。また内科外来初診の予診をする機会もあり、外来診察についてもいろいろと学ぶことができました。

・救急
 現在は救急科で研修中ですが、救急科は基本的に研修医がfirst touchを行うので、今まで以上に自ら積極的にすることの多い科であります。 walk inの患者さんはまず研修医の自分たちが診て、上級医の先生に報告し、一緒に診て頂き、フィードバックを受けます。 救急車の患者さんの場合は上級医と共に診ます。自分の診察に関して不足している点、改善点などを上級医の先生に指摘して頂き、 また分からないことは質問し、いろいろと学んでいきます。まだまだわからないことばかりであるので今後も勉強をしていかなければいけないと強く実感しています。

研修医は今1年目6人2年目が6人の計12人います。 当院に少しでも興味をありましたら見学に来て実際に見て頂けるといいと思います。 最後に大事なことは自分が研修中にどこまでやりたいかと研修医が実際にどこまでやらせてもらえているのかを見極めることだと思います。 ですので病院を見学した際はきちんと研修医の日々の研修を実際にみることが大事であると思います。 自分の納得のいく研修先をみつけることができるように努力することも大事であると思います。

平成29年度1年次研修医 長谷川 傑

基幹型研修医1年目の長谷川傑です。私は、市立砺波総合病院を研修先に選んだ理由と、まだ数ヶ月ですが実際に働いてみての感想を書いてみようと思います。

私は大学進学を機に関西から富山にやってきて、食べ物の美味しさや住みやすさ、人柄の良さなどに惹かれて富山に残ることを決めました (奨学金による義務年限のため渋々残ったというわけでは決してありません!)。そして富山県内にいくつもある研修先病院の中から、 「ちょうど良い病院」だと思った当院を研修先に選びました。

何がちょうど良いかというと、いろいろなバランスです。例えば、研修医の人数は少なくても多くてもそれぞれメリットデメリットがありますが、 当院の研修医は1学年6人前後なので症例がなかなかまわってこないなどということはない一方、 情報を共有したり悩みを相談したりできる仲間と高めあって研修を進めていくことができます。 また、全職種の1年目を合わせた人数が約30人と、全員と仲良くなることができる数であり、 初めて行く病棟や部署でも誰かしら同期がいるおかげですごく安心感があります。

救急ではwalk inの患者さんも救急車・ヘリの患者さんも診ることができますし、当院は砺波医療圏の中核病院で実質2.5次救急のような役割を果たしているため、 軽症例から多発外傷や高度熱傷などの重症例まで幅広い症例を豊富に経験することができます。

その他忙しさやお給料などもちょうど良く、病院外のことに目を向けても、富山へも金沢へも車で30分ほどという立地や、 病院のすぐ近くにショッピングモールがありその他のお店も周辺に一通り揃っていることなど、 充実した研修を送る上でも生活していく上でも本当に良いところだと思います。

さらに、実際に働いてみてこの病院良いなと思ったのは、働いているスタッフの皆さんや患者さん・ご家族の方々の温かさです。 院内にてスタッフ同士ですれ違う際には挨拶を交わすのが普通ですし、病棟などでも皆さん大変優しく接してくださり、とても働きやすい環境です。

研修先病院を選ぶ上で重視する項目は人それぞれ違うと思いますが、「病院や医局の雰囲気、働きやすさ」というのは2年間働く上でとても重要だと思います。 これは紙資料やネットではなかなか伝わりにくい項目ですが、当院はそこに絶対的な自信を持っています。 実習や見学等でそれを直に感じていただき、来春また素敵な仲間が増えてくれることを心より楽しみにしています。

平成29年度1年次研修医 柏谷 貴之

学生のみなさん、こんにちは。基幹型1年目の柏谷といいます。

このHPで、僕がこの病院で研修させてもらいたいと思った理由をいくつか書いていきたいと思います。

まず、僕は北陸の大学出身ではありませんが、生まれが高岡なので、以前より富山で働きたいと思っていました。 仕事の疲れも呉西の雰囲気が癒してくれるのではと。空、空気、田んぼなどなど、今住んでいる場所も病院の近くで、 田んぼを吹く風がその日の疲れを少し取り除いてくれます。

砺波総合病院を初期研修で選んだ理由は、こちらに何度か見学させていただいたときに、いろいろな病院職員さんに優しく接していただいたこと、 そして、多くの職員さんの患者さんへの優しい対応を目の当たりにしたので、こちらの病院で採用してほしいと思いました。

2つほど見学の際に印象に残ったことがあるのですが、1つは売店職員の方と入院されている方が楽しそうに世間話をされていたことです。 混んでいない時間帯でしたが、職員さんの入院患者さんへの接し方も魅かれました。もうひとつは看護師さんが、救急にこられた患者さんに、 ゼリーを食べさせていたのを見たときです。ほんまはあかんがやけど、といいながら。この病院では、マニュアルじゃない親切丁寧な応対をしている、 そういうことができる雰囲気の病院なのかなと思ったのが、僕の選んだ理由です。

他の理由としては、見学をさせていただいたとき、多くの先生に優しく教えていただきました。研修のときに何に重点を置くのかは、いろんな意見があると思います。 たくさんの症例を経験しこれからの糧にしたい、一つ一つの症例をしっかり見たい、救急対応を、common diseaseをしっかり見れるようになどあると思いますが、 個人的な感覚で、バランスよく学べるのかな、しっかりその症例を見たいときは、オーベンの先生にお願いすれば、 いろいろと経験させてもらえるのではないかと感じました。実際に4月より研修が始まり、そのとおりでした。 そして、先生方の患者さんへの応対やICの仕方からも学ぶことが多く、この病院を選び、採用してもらいありがたいと思っています。

年数を重ねていくにあたって、いろんな症例やいろんな病院の雰囲気を見た方がいい、いいところを吸収した方がいいよ、と多くの先生に言われますが、 はじめにこの病院で働けてほんとによかったと思っています。一研修医の感想ですが、もし読まれた方の参考になれば幸いです。

平成29年度2年次研修医 中村 勇太

こんにちは、研修医2年目になりました中村勇太です。研修医として1年と約半年があっと言う間に過ぎていきました。 この1年半で色々な科をローテ―トし、そして、当直でたくさんの救急患者様を診て、医師として、そして、ヒトとしてさらに成長することができました。

当院のおすすめしたいことをこの機会に説明していきたいと思います。
 当院での研修も熱心な指導医の先生方のもとたくさん学ぶことができますが、ここ数年当院では色々な研修協力施設が増えてきています。 私のときは呼吸器内科の研修として南砺市民病院、救急の研修として日本医科大学北総病院に行けました。 そして、私は南砺市民病院に2ヶ月、日本医科大学北総病院に研修ではなく2泊3日の見学に行きました。 南砺市民病院の呼吸器内科では主治医として、肺炎などで入院された患者様の病棟管理をしました。 一人一人の患者様に対して主治医としてしっかり治療方針を考え、足りない所は指導医の先生方にご指導いただきました。 当院とは違う研修スタイルであり、非常に勉強になりました。また、コードブルー 3rd seasonが放送されていますが、 このコードブルーで有名な日本医科大学北総病院の見学にも行ってきました。当院とは異なる救急医療を間近で見ることができました。 希望すれば見学だけではなく、1-2ヶ月程度の研修もすることができます。
 最近になって、さらには富山県立中央病院の救急や金沢大学附属病院に加え、富山大学附属病院にも研修できるように進めています。 当院の研修に加え、素晴らしい協力型病院での研修も行え、さらなる良い研修ができると思います。

その他には、砺波市が2017年の「住みよさランキング」で2位となりました。 砺波イオンができ、そして、色々なお店が増えており、砺波市がどんどんと発展してきました。この砺波市で研修することは病院外での満足度も高くなるはずです。 また、当院から砺波駅まで本当に近く、また、砺波駅前にはたくさんの良い飲み屋もあるので仕事帰りに徒歩で飲みに行くことが可能です。 焼肉や新鮮なお魚料理などを堪能することができます。
 日中はしっかり研修し、夜は飲みに出かけたり、美味しいご飯を食べに行ったりしたい場合は当院がおすすめです(笑)。

最後に、当院について分からないことや知りたいことがあったり、少しでも興味を持ってくださったりという場合には是非一度見学にいらしてください。 心よりお待ちしております。

平成29年度2年次研修医 柳川 加奈

砺波総合病院で研修を初めて1年4ヶ月が経ちました。私は、1年目は内科、麻酔科、救急を回りました。 研修期間中はできるだけ多くの科を回りたいと思っているので、2年目は放射線科、皮膚科、精神、眼科、産婦人科などの科を1ヶ月ずつ回っています。 1つの科を回り終える毎に、救急での処置や対応が以前よりより幅広くこなせるようになってきているのを実感します。

現在は産婦人科で研修させていただいていますが、病棟業務、外科助手、内診、エコーなどを実際に経験させていただいています。 先生とほぼ一日中共に行動し、産婦人科医としての日々の診療を経験させていただくことで、産婦人科の面白さと難しさがよくわかります。 同じ科を回っている研修医は私のみのため、4人の産婦人科の先生お一人お一人から毎日手厚いご指導をいただいており、非常に有難いです。 勉強や手技の練習など日々忙しいですが、やりがいのある科であると実感しています。

その他、研修設備・生活面では、当院は研修医室が医局とは独立しており、広く快適でくつろげます。 研修医室に十分量のカルテパソコンがあり、カルテを書いたり、自分が経験した症例をお互い見せ合ったりしています。 また、砺波市は住み良さランキング2017年で2位の市です。実際、整理されたきれいな街で、食事や買い物にも不自由せず、ストレスフリーな生活が送れています。 病院選びは雰囲気や直感が大事だという研修医が多いように思います。ぜひ、自分の肌に合うかどうか、一度砺波へ見学にいらしてください。

平成29年度2年次研修医 森 修一

こんにちは。2年次研修医の森修一です。砺波総合病院の臨床研修で感じたことを書きます。

今年度の研修医は協力型も含めて常時約12名が在籍しています。昨年度よりも人数が増えました。 研修先の科に研修医は基本的に単独で所属しますので、どの科でも1名以上の指導医がついてくださいます。 研修が可能な科が揃っていて自分の希望で研修プランを立てることができます。

平日の当直は主に17:15 - 0:30の救急外来を担当します。研修医1名と外科系指導医、内科系指導医の計3名で担当します。 研修医1名という体制は不安かもしれませんが、受診の人数に対してほどよい体制という印象です。

砺波総合病院の研修医は2年次の夏に中国への7泊の研修旅行がオプションとして可能です。今年度は自分も含めて3名が参加します。 黒竜江省の1500床の病院見学や市内観光、病院関係者との会食が予定されています。興味がある方は、質問をお待ちしています。

富山県内で研修を考えている方は是非見学に来てください。学外の実習先として砺波を選ぶのもいいと思います。 実際に来院してわからないことは研修医にいろいろ質問してください。

平成28年度2年次研修医 佐野 功

2年間の初期研修。始まったころはとても長い長い道のりのように感じたものでしたが、それは大いなる錯覚でした。 1か月2か月は瞬く間に過ぎ去り2年間などあっという間に終わってしまいそうな勢いです。

さて、研修生活の紹介ですが、まず研修の要である救急について紹介したいと思います。救急は様々な症例を自分で診察することができる、 研修医にとって一番成長を実感できるところではないでしょうか。最初の頃はどんな患者さんが来ても何をどうしていいかわからず、 早々に上級医に助けを求めるしかありませんでした。慣れてくると典型的な症例はある程度自分で判断できるようになります。 もちろん困ったときはいつでも上級医に頼って大丈夫です。

ある程度基本的な症例をこなせるためにはどうしても経験する症例数が必要です。国試などで培った教科書的な知識と現場の経験は車の両輪であり、 両方がかみ合ってはじめて前進することができます。知識と経験を積むことで、こういう場合は何を問診し診察し検査し治療すればいいのか、 というパターンが見えてくるようになります。

軽症から重症まで昼夜を問わず豊富な症例を経験できる当院は、救急の経験を積むのにはもってこいの場所です。 当直は月4回ほど入りますが、いつも患者さんが押し寄せてんやわんやになりながら鍛えられています。

ローテーションの自由さも魅力的です。内科6か月、救急3か月、麻酔科1か月、地域医療1か月を除けば残りの13か月は自由に科を選択できます。 私の場合は、この13か月のうち内科を5か月、放射線科、小児科、皮膚科、脳神経外科、形成外科、耳鼻科、精神科、眼科を各1か月づつ回っているところです。 将来の科が決まっている人はその科で集中的に経験を積むこともでき、私のようにいろいろ迷っている人も、それに応じていろいろな経験できる小回の良さが良いです。

病棟から外を眺めればのどかな田園風景が広がっています。ここには都会の喧騒を離れたアットホームな雰囲気があります。 患者さんもスタッフもいい人が多いと感じます。

最後に、研修医室は広く快適。是非一度見学・実習に来てみてください。

平成28年度2年次研修医 坂本 和巳

初期研修医として砺波総合病院で働き始めて1年半が過ぎました。あと半年で一人前の医師として働いていくために、少し焦りながら日々の研修生活を過ごしています。 まだまだ医師としては未熟で、指導していただいている先生やコメディカルの方々には迷惑をかけ続けている毎日ではありますが、ご覧になっている方々に僕の1年半の研修の様子を伝えられたらと思います。

● 研修医・環境について
今年は2年次基幹型2人、協力型4人、1年次基幹型4人、協力型1人で入れ替わりがありますが、平均9人前後で研修しています。人数的にも多すぎず少なすぎず一体感があって良い雰囲気です。
部屋については、研修医控室を用意してもらえて、電子カルテも設置してあります。1年次と2年次が同室で過ごすため、自然と親しくなります。 疑問に思ったことや新しく覚えたこと、共有したいことなど医学的な話題も自然に話すことができます。
また、自習や資料作成などに集中したいときは、医局に用意されている各自の机でも行えるので、研修の環境としてはとても快適です。

● 当直について
当直は月に4回程度です。早番・遅番に分かれておりそれぞれ17:15~0:30、0:30~8:15です。研修医は主に早番の時間帯の当直となります。研修で救急を回った翌月以降から入ることになっています。 内科系・外科系それぞれ1人ずつ指導医がいます。ウォークインの患者さんはファーストタッチを研修医が診察し、救急搬送の患者さんは指導医と一緒に診察します。
一晩で約10~20人の患者を診察します。砺波医療圏の患者さんが、軽症から重症まで幅広く来院されます。 救急での初期対応について学ぶことができますし、ウォークインの患者さんであっても重篤な疾患があるのではないかと直感的に感じることのできる力が身に付くと思います。 内科、外科の当番の先生にすぐに相談、質問をすることができるため、安心して診察することができ、その場で多くのことを学ぶことができます。

砺波総合病院での研修はとても充実しており、この病院での研修を選んだことに満足しています。興味を持っていただいて実習や見学でも来ていただいたら、とてもうれしく思います。ありがとうございました。

平成28年度1年次研修医 江口 裕也

医学生のみなさんこんにちは。市立砺波総合病院の研修医1年目の江口裕也と申します。 僕は昨年金沢大学を卒業し、基幹型の研修医として今ここで働かせていただいています。

この病院には2016年8月現在、9名の研修医がいます。基幹型の1年目が4名、基幹型の2年目が2名、富山大学付属病院からたすきがけの2年目が2名、 南砺市民病院から協力型の2年目が1名という内訳です。出身大学は、富山大学が7名、金沢大学が1名、熊本大学が1名です。 9名の研修医用としてはかなり広い、そして環境の整った研修医室で日々和気藹々と過ごしています。

勤務時間は原則平日8時から17時すぎまでです。回っている科によっては緊急の処置などで呼ばれることもありますし、 勤務時間後に指導医によるレクチャー(月に5、6回)があることもあります。僕は自分の担当している患者さんが気になる場合や、 その週の当直で診た症例をカルテで振り返りたい時は土日にも病院に行っています。

当直は1年目の7月からスタートします。大体月に4-5回ペースで準夜帯(17:15~0:30)に救急患者の対応をします。 研修医1人と内科、外科の上級医が1人ずつ、計3人で回します。救急患者の数はその日によって差はありますが、1次から2.5次まで様々な症例をみることができます。 上級医の先生が毎回変わるので様々な考え方、診療の仕方を学ぶことが個人的には気に入っています。

給料は富山県内の他の病院と変わらないと思って良いと思います。見学に来てくれたら明細を見せます。

以上、ざっと文字にはしてみたのですが・・あまり伝わる気がしません。やはり実際に来てみないとわからないことはたくさんあります。 砺波市の雰囲気、病院の雰囲気、研修医の雰囲気が自分に合うかどうかが一番重要だと思います。ぜひ一度足を運んでみてください。 飲み会企画します!裏話しまくります!

平成28年度1年次研修医 中村 勇太

こんにちは、研修医1年目の中村勇太です。研修して約半年になりますが、半年で何をして何ができるようになったのだろうか。この機会に振り返ってみました。

私の研修は腎高血圧内科から始まりました。腎高血圧内科でのメインは透析の穿刺です。毎日、透析の穿刺から始まります。 先日まで本だけでしか勉強したことがない私が実際に太い針を持って穿刺することは本当に緊張し躊躇していたのを今でも覚えています。 本で勉強するのと実臨床で実際にするのとでは180度違うと改めて実感させられました。日々こなしていくにつれて、穿刺針が血管を貫く感覚が分かり始め、 そして、終盤には患者さんの日々の体重や血圧の変化などを考えながら、また、患者さんとお話し様子の変化を感じながら穿刺することができました。 穿刺の発展編として、中心静脈カテーテル穿刺を何度も経験しました。最後にはなんとか一人で完遂することができました。

次は消化器内科です。消化器内科では入院している担当患者さんに対して勉強し、これからどのような治療をしていけば良いのかというのを先生方と考えながら、 検査を入れたり、コンサルトしたり、処方したりしました。消化器ということで、食事をどのように変更して、 食事の変更とともに輸液をどのようにしていけば良いのかを考えることができたと思います。

消化器内科が終わると、いよいよ救急・集中治療です。救急では基本的にfirst touchが研修医です。患者さんに問診後、検査をオーダーして先生方に報告します。 そしたら、アドバイスをいただいて、追加の検査をしたり、改めて問診したりします。そうすることで、自分だけでは考えられていなかった部分を気付かされ、 すごく勉強になります。また、Walk inだけでなく、救急車のときも後ろで先生方に見守られながら、first touchが可能です。このように全ての患者さんに対して、 自分で考え行動し、診察中や後からフィードバックを受けることができます。また、症例の種類も意外と豊富です。 脳梗塞・心筋梗塞・汎発性腹膜炎・多発外傷などの重傷から軽症まで様々な症例をじっくりと経験することができます。 そして、ドクターヘリを屋上から頻繁に迎えることができます。ドクターヘリは本当にかっこよかったです。

振り返ってみると、約半年ですけど知識、そして、技術ともにたくさんのことを学ぶことができたと実感しました。 1年半後にはさらにどのくらい成長できているか楽しみです。

最後に、当院について分からないことや知りたいことがあったり、少しでも興味を持ってくださったりという場合には是非一度見学にいらしてください。 心よりお待ちしております。

平成28年度1年次研修医 森 修一

研修医1年目の森修一です。研修がはじまって5か月がたちました。仕事がはじまると学生の時とは生活や気持ちが変わっていくと感じています。 最初の頃は電子カルテの使い方、検査の出し方、カルテの書き方、手技など新しく覚えることが多く大変でした。まだまだ不安なことが多いですが頑張っています。

僕が今まわった科は血液内科、腎臓内科、麻酔科、救急です。

・血液内科
研修のスタートは国家試験の時難しく感じていた血液内科でした。血液内科ではリンパ腫、多発性骨髄腫、白血病と血液腫瘍をみることができました。 内科では毎週月曜日にカンファレンスがあり、そこで研修医の発表があります。毎週担当の症例のサマリを作り、先生にいろいろ教えてもらい発表にのぞみます。 血液内科では主に骨髄穿刺の手技が多かったです。最初はびびってうまくできませんでしたが、先生が優しく見守ってくださるので安心してできました。

・腎臓内科
腎臓内科では腎臓の疾患以外に脳梗塞、肺炎などの疾患も多くみることができました。内科でも血液内科とは全然違う雰囲気だと感じました。 胸水や腹水、腎臓の病気の原因を1から考えサマリをつくることでとても勉強になりました。また、腎臓内科では毎日透析患者さんへのシャントの穿刺がありました。

・麻酔科
麻酔科ではじめて手術室にいきました。麻酔科ではルート確保、マスク換気、気管挿管、抜管を行いました。 気管挿管では最初無理に力が入ったりしていましたが、何回もやることで少しずつコツがつかめてきてよかったです。 麻酔科の管理についてもいろいろ教えていただきました。

・救急
救急はまだ始まったばかりなのですが、まだ患者さんをみても何の検査をしていいかわからず、勉強しなければいけないことが多いと感じています。 1年目の研修医は2年目の研修医と一緒に救急の研修を行うので困ってもいろいろきくことができるので安心して研修がおこなえます。

研修医は今1年目4人2年目がたすきがけの研修医を含め6人います。 人数は多くないですが研修医室があり、研修医だけでいろいろなことを話せるのでとてもいいと思います。 砺波総合病院に興味を持ったら見学にきてくれると嬉しいです。

平成28年度1年次研修医 柳川 加奈

砺波で5ヶ月間研修させて頂いて感じた研修のメリットを率直に挙げます。

① 初期研修で学ぶべき症例の内容・数が豊富
市中病院で将来働くときに出会うcommon diseaseが質・量ともに十分経験できます。 しかも、一つの科に一人ずつ研修医が配属されるので、指導医の先生から厚いご指導を受けることができる上、 症例を取り合うこともなく自分さえやる気を出せば多くの症例を経験し、勉強することができます。

② 救急症例の内容・数が適切
研修医が担当する救急当直は17:15~0:30までで、1ヶ月約4回です。 当直は研修医が一人しかいないので、内科外科症例ともにファーストタッチを全て一人でこなすことになり、ここでかなりの症例を経験できます。 砺波医療圏の救急を中心的に担っているため、豊富で幅広い症例を経験できます。 救急はおおむね暇すぎず忙し過ぎないペースで、一つひとつの症例をじっくり考えながら対応できますし、全ての症例に対して後で振り返りをできます。 また、一緒に入ってくださる上級医の先生がほぼ毎回違うため、多くの指導医から様々な救急症例の対応を教わることもでき、それも非常に面白いと思います。

③ 自分のペースで研修できる
一つひとつの症例に対し、じっくり本を読んだり考えながら自分のペースで学びながら研修できます。忙しく数をこなすより個々の症例を丁寧に検討したい人には向いていると思います。

④ 研修医の数が適切
研修医の人数が常時10人くらいです。研修医の人数がどれくらいがいいかは、人それぞれ好みが分かれるところだと思いますが、気軽にご飯に一緒に行ける人数で、個人的にとても気に入っています。 研修医室はとても居心地が良いです。何かと体力や気を使ったりする研修医に、ホッと落ち着ける部屋があることはとても大事だと思います。

⑤ 指導医の先生を含めスタッフが優しい
指導医の先生を含め、看護師さんやその他医療スタッフの方々、事務の方まで、みなさん優しく温かいです。人間関係が良くアットホームな環境でのびのびと研修できて、毎日楽しく過ごさせていただいています。

このような研修を望んでおられる方がいらっしゃれば、ぜひ一度見学に来てみてください。

平成27年度2年次研修医 木下 史也

私は形成外科志望で、周辺領域の科で関連ある分野を中心に勉強しました。
各科どのような研修を過ごしたのか、みなさんの参考になればと思います。

〇小児科(1ヵ月)
子供のルートを取れるようになる、子供との接し方に慣れることを目標に学びました。1日の流れは、新生児診察、病棟回診、外来見学でした。 病棟や外来で採血や点滴が必要な患者さんがいると、ほぼ全て経験させていただき、1ヵ月の終盤にはだいたいは自信を持って手技を行えるようになりました。 また小児科を回るまでは、救急外来で小児の患者さんに苦手意識を持っていましたが、小児科を回ってから接し方や診察の仕方も分かり、 自信を持って診療できるようになりました。

〇整形外科(1ヵ月)
基本的には1日手術に参加で、手術が無いときは外来の見学という形でした。手術は脊椎や人工関節、外傷など幅広く経験出来ました。 見学だけではなく自分も参加できる手術が多かったので、縫合など手技に慣れることも出来ました。研修終盤には手根管症候群の手術も執刀させて頂きました。 また整形外科疾患は救急外来でもよく遭遇するので、外来で先生方がどのように診断治療するのかを学ぶ機会にもなりました。

〇放射線科(0.5ヵ月)
救急で必要な読影と、形成外科領域の読影を中心に学びました。救急で必要な単純レントゲンやCTの読影を、当院の過去画像をもとに、 まずは自分の知識で読影し、その後放射線科の先生とディスカッションという形で勉強しました。ある程度慣れると、実際に読影レポートを書いたりもしました。 放射線科を回ってから救急で自分で画像診断できるものが増えて、自信がつきました。また今後必要な骨軟部腫瘍のMRIの読み方も学びました。

〇眼科(0.5ヵ月)
外来では細隙灯や眼底鏡などでの診察の仕方、眼科の検査の見方などを学びました。手術は主に白内障や翼状片で、その他先天性眼瞼下垂や涙道の手術も経験出来ました。 また金沢大学の眼科にも見学に行かせてもらい、眼窩腫瘍や眼瞼下垂、睫毛内反の手術も見学してきました。眼科手術はほとんど顕微鏡下なので、 それに慣れるという意味でも有意義な研修でした。

〇耳鼻科(2ヵ月)
外来では一般的な耳鼻科疾患を経験し、耳や鼻の診察や、喉頭ファイバーの手技も慣れることができました。 手術は、副鼻腔や扁桃腺、ラリンゴサージャリーなどはたくさん経験でき、甲状腺や耳下腺、顎下腺など、金沢大学の先生の頭頚部外科手術も経験できました。 また金沢大学の耳鼻科にも手術見学に行かせてもらい、中咽頭癌切除+再建、喉頭全摘+両側頸部郭清といった手術まで幅広く経験できました。

〇皮膚科(3ヶ月)
最初は外来では初診患者の予診を取り、自分で皮膚所見や診断を考えるトレーニングをしました。真菌検査やツァンク試験などもどんどん自分で行いました。 慣れてくると自分で外用や処置をして、予約で経過をみることもさせてもらい良い経験になりました。 帯状疱疹や白癬、疣贅や鶏眼・胼胝などはある程度自信を持って診療できるようになりました。 また局所麻酔手術もいくつか執刀させて頂き、局所麻酔やメスの使い方、縫合の仕方などを丁寧に教えていただきました。 入院では帯状疱疹や薬疹、難治性潰瘍の管理を主に学びました。

〇形成外科(6ヶ月)
基本的には手術の助手に入り、手術のない時間は外来の見学という形での研修でした。粉瘤や母斑、指の骨折のピンニングなどは執刀させて頂きました。 形成外科は救急患者も多いので、救急外来に来た処置が必要な患者さんは、形成外科の先生の指導の下、縫合などの処置をする機会がたくさんありました。 切断指や熊外傷、劇症型溶連菌感染症などさまざまな症例を経験できました。口唇口蓋裂センターもあり、珍しい口唇口蓋裂の手術も定期的に見学できました。 また金沢医科大学の形成外科にも見学に行かせてもらい、小耳症や唇裂、鞍鼻の手術などかなり珍しい手術も経験できました。

これらは私が経験した研修の一例ですが、志望する科が決まっていても、各科で一般的な症例から、 志望科に合わせた内容まで柔軟に研修できていることがお分かりいただけたかと思います。
また市中病院では一般的な症例しか経験できないのではと思っている方もいるかもしれませんが、 私は耳鼻科、眼科、皮膚科、形成外科で大学病院にも見学に行ってきており、相談次第でいろいろな経験ができる病院だと思います。
砺波総合病院はやりたいことがあればあるほど、さまざまな経験をさせてもらえる病院だと思いますので、是非一度見学に来て相談してみてください。

平成27年度2年次研修医 新居 絵理

 医学生の皆さんこんにちは。臨床研修医2年目の新居絵理です。
 1年があっという間に過ぎ、気づくと残り約半年の研修期間となりました。
 1年目では内科系(腎臓内科、循環器内科、内分泌内科)、麻酔科、救急科、皮膚科、耳鼻咽喉科を、2年目では、地域医療、産婦人科、小児科を研修しました。 それぞれの科での特徴はもちろんありますが、研修した内容がまた次に活きるのを実感するという、有意義な研修となっています。 各科でお世話になる指導医の先生や、看護師さん、技師さん、薬剤師さんなどコメディカルの方々の一つ一つのご指導があってこそ成り立っていることだと感じます。
 そして今年度8月末には市立砺波総合病院の姉妹病院である、中国の黒竜江省医院で4泊5日の研修をさせていただきました。 砺波との交流は今年で36年目という交流が継続しており、黒竜江省医院の方々はあたたかく迎えてくださいました。 外来、病棟、救急外来の見学、婦人科の手術までも見学をさせていただきました。 病院内の状況だけでなく中国の街の様子や文化、食生活などからも中国の雰囲気を味わうことができ非常に充実した研修となりました。 短い期間ではありますが、個人的な旅では決して経験できない貴重な体験ができます。
 今年度は新たに2人の研修医が加わり7人に増えにぎやかになりました。人数が増えると経験した症例も共有できます。 また多くの学生が見学に来られたり、数日や月単位で実習に励んでおられます。 昨年度は教わる一方でしたが、人に教えると自分の力不足を感じ、日々の勉強が非常に大事であると良い刺激となります。
 2年間の研修で様々な事を学ぶにはとてもよい病院だと思います。 また当院には残念ながら呼吸器内科の常勤医はいませんが、一時的に南砺市民病院への研修も可能となる予定です。 2年間の短い期間に、軽症から重症まで経験ができ、各科でもcommon diseaseだけでなく珍しい症例も経験できます。 当院で研修でき本当に良かったと感じています。
 いくら想像豊かな方でも百聞は一見にしかずなので、まずは見学、実習にお越しください。

平成27年度2年次研修医 瀬川 莉恵子

 こんにちは。初期研修2年目の瀬川と申します。
 この病院で研修をしている中で経験したことや、感じたことをお伝えしたいと思います。
 初期研修一年目は主に必修科である内科、救急科などを中心にローテートしました。こちらの内容は、一年目の先生の記事を読んでいただくことをお勧めします。
 私事で恐縮ですが、自分は脳神経外科志望であり、研修2年目からは主に志望科で研修させていただいています。
(ここからは主に脳神経外科の研修についてのお話になりますので、興味のない方は流し読みしていただけたらと思います。)
 脳神経外科での研修内容は、ざっくりいうと術前評価、手術、術後管理の仕方を勉強・実践させてもらいます(これらは外科系の科で共通であるかと思います)。 もう少し詳しくお話すると、脳神経外科に入院される患者さんというのは、意識障害を伴って救急搬送されそのまま緊急手術となる方もいれば、 外来まで歩いて受診し脳梗塞と診断されて入院となる方もいます (施設によっては神経内科が診るところもあるかと思いますが、この病院は脳神経外科が診ることが多いです。そういう点では多くの脳梗塞を経験できます)。 前者のような、いわゆる重症の患者さんを診る場合は、指導医の先生とともに救急室に向かい、神経所見をとらせてもらったり画像での所見を学んだりします。 また緊急事態の場合の対応についても学びます。(超緊急の場合は、時間的余裕はありませんので、気になることは後に質問してフィードバックいただきます。)
 手術の場合は、(時と状況にもよりますが)自分も手洗いをし、清潔野で術野を間近で見せてもらい、 実際に頭皮を皮膚切開するところから頭蓋骨を切って脳の中の世界まで入っていくのを見ることができます。 やはり実際に生の脳、脳血管、構造物を見て解剖を学べるのは大変勉強になります。術中は指導医の監視下で開頭、糸結び、縫合などをさせてもらいます。
 そして術後、患者さんの体位、輸液の内容や降圧の仕方、ドレーンの管理法など、その疾患ごとに管理の仕方を学びます。
 脳神経外科の手術を受けた患者さんは、幸運な方は後遺症もなく退院される方もいらっしゃいますが、後遺症を抱えて今後生活していく方も少なくありません。 入院患者さんを診せていただく中でリハビリテーションや経管栄養についても学びます。
 また後者のような保存的治療を行う患者さんについても、神経所見をとって病変の局在を考えたり、定期的な画像検査で評価したり、点滴や処方を出したりさせてもらいます。 病棟では腰椎穿刺や抜糸、消毒など入院患者さんの処置をさせてもらいます。
 以上、研修内容についていろいろ書きましたが、まだまだ自分もわからないことだらけです。 しかし、実際に指導医の診察の仕方を見る、自分で患者さんを診察する、指導医から知識(耳学問)を教わる、自分の手技を見てもらう、 生の脳に触れることができる環境にいることが、実はとても自分の為になっているのだと思っています。
 実際にその病院・科が自分に合うかどうかは、来てみないとわかりませんが、まずは気軽に自分が見てみたい科を見てみることをお勧めします。
 勇気を持って、興味ある科を訪ねてきた若者(注:年齢は関係ありません。)を邪険にするような医師はいないと思います。
 自分の好きな道を選んで、大いに頑張ってください。

平成27年度2年次研修医 髙木 英昌

 初期研修で特に印象に残っている「院外での経験」について書いてみたいと思います。
 当院は砺波医療圏の「中核病院」です。そのため近隣の市中病院や開業医からの紹介患者さんもしばしば救急で経験します。 そのような(救急で)名前をよく見聞きする近隣の病院での研修も経験できます。私は、国立病院機構北陸病院、ものがたり診療所で研修させて頂きましたが、 規模の違う病院での研修は、それぞれの病院の役割を比較しながら学ぶ貴重な機会となりました。 当然ですが地域医療は大病院だけでも、中小病院・開業医だけでも成り立たず、病院同士の連携の大切さを双方の視点から学ぶことができました。 また、外の病院での研修では、上記のように病院同士のやりとりが多いため、先生方と「いつも○○先生にはお世話になって」という話題になることはもちろん、 患者さんとも「○○先生に治してもらって。ありがとうございました」と代わりに感謝されたり(?)、地域が一体になって医療が行われていることを実感できました。
 次に、これは正直意外でしたが、研修医が参考書でよくお世話になるような有名な先生方の講演を直接聞く機会にも恵まれています。 特に有名な先生方を(主に聴講した順)で列記すると、
・「研修医当直御法度 赤本・青本」等の福井大学の寺沢秀一先生×2回
・「笑劇的救急問答」等の福井大学の林 寛之先生×2回
・ NHK「総合診療医ドクターG」でもおなじみの徳田安春先生×1回
・「極論で語る循環器内科」等の香坂 俊先生×1回
・「日本人初のイギリス家庭医療専門医」澤 憲明先生×1回
・「がん哲学外来」の樋野興夫先生×1回、山田圭輔先生×1回
・「攻める問診」ドクターG、山中克郎先生×1回
・「老年症候群」の大蔵 暢先生×1回
・「ものがたり診療所」の佐藤伸彦先生×1回、ものがたり診療所での一週間の研修
 参加できなかった講演もあり、チャンスはもっと多くありました。わずか一年半弱の間の、いずれも当院・近隣病院での講演です。 実際にお会いしてみて、テレビや本よりも魅力的な先生方ばかりでした。 林先生には、講演後の交流会で「院長先生と研修医だけの食事会を提案して、直接研修医の声を聞いてもらったらいい」とアドバイスを頂き、 早速そのような機会を院長に設けて頂きました。(有難うございました!)
 砺波は飲食店も豊富で、庄川の旬な鮎(別名:香魚)は去年も今年も何十匹食べたかわかりません。 散居村展望台からの夕景は本当にきれいです(時間・天気などのタイミングがよければ勤務の帰りに行けます)。 スキー場も海も近いし、富山市にも金沢市にも近い(どちらも約30分)です。そんな市立砺波総合病院へ、ぜひ一度見学にいらしてください。

平成27年度2年次研修医 松尾 俊紀

 こんにちは、こんばんは、おはようございます。砺波総合病院、初期研修、基幹型、2年次の松尾俊紀と申します。 初期研修が開始してから1年5ヶ月が経ちました(2014年8月末時点)。 もうすぐ砺波での初期研修が終わってしまうのか・・・と記事を書いている最中に、少し寂しくなっていたりします。

 昨年と記事から約1年経過して、その期間で気づいたこと、感じたことを簡単に挙げていこうと思います。
① 方言がわかるようになった
救急外来に受診した患者さんが「胸がてきない」と訴えました。 最初は「てきない」って何?「てき」って何?胸やから心臓か?心臓がないんか?と軽くパニックになったことがあります。 看護師さんから「何となく調子が悪い」ことですよと、フォローを頂けたので、その後の対応はスムーズに行うことができました。 今では1年次の研修医に笑いながら方言の話をしたりしますが、生まれ育った地域でなければ、皆さんも同じような経験をされるかもしれませんね。
② 救急外来での対応力が徐々に向上した
昨年は、救急外来にwalk inでこられた1人の患者さんの問診・身体診察に30分くらい時間がかかることがしょっちゅうありました。 悪いことではないんじゃないの?と思われるかもしれません。 4人の患者さんが診察を待っている状況で1人あたり30分も時間をかけていたら、4人目の患者さんの診察が2時間後に開始するということになります。 時間をかける必要性があれば問題はないのですが、そうでない場合は徒に患者さんを待たせる・ためることになります。 昨年はその「必要性があるかどうか」の判断が難しかったのですが、今でも難しいことには変わりませんが、ある程度は判断・対応がスマートになってきたと感じています。
③ EBMの大事さが身に染みるようになった
EBMって何?と問われたらどう答えますか?医学生の時の私は、恐らくEvidence Based Medicine(根拠に基づく医療)と答えたと思います。 今は、Evidence Based Medicine とExperienced Based Medicine(経験に基づく医療)と答えます。
Evidence は大事です。保険診療を行う限り、検査・診断・治療に根拠がなければなりません。初期研修医である私の知識は、所詮それ相応の知識量しかありませんが、 約1年間の経験から「この患者さんaは以前のあの患者さんbのこともあるし、この検査をした方が良さそう」と思うことがしばしばあり、 またその考えが結果的に診断漏れを防ぐことになったことも経験しました。

 他にも思うところはありますが、今回はこのあたりで。砺波総合病院ってどんな病院なんやろ?と興味を持たれた方は、是非一度見学においでください。 連絡お待ちしております。

平成27年度1年次研修医 坂本 和巳

 初期研修医として砺波総合病院で働き始めて5ヶ月が過ぎました。 学生時代とは生活の面でも精神的な面でもまったく違う、人のために働くという毎日にやっと落ち着いてきたという感覚です。 まだまだ医師としては未熟で指導していただいている先生、コメディカルの方々には迷惑をかけ続けている毎日ではありますが、 ご覧になってもらっている方々に僕の半年弱の間の研修のようすを伝えられたらと思います。
●病院
 まず、研修をはじめて感じたことは病院全体の雰囲気がとてもあたたかいことです。 看護師はじめコメディカルの方や受付、売店の方まで本当にやさしく迎えてもらえ、 病院に慣れていない自分に声をかけてくれたり、指導して頂いたりと非常に働きやすい病院だと感じています。
 指導してくださる先生方もやさしく、そして熱心に指導していただいて、わからないことについての質問もしやすいので、 とても効率よく医学について学んでいけるのではないかと思います。
●研修
 4・5月:腎高血圧内科→6月:麻酔科→7月:救急→8月:消化器内科、と研修で回らせてもらいました。 腎高血圧内科では、肺炎、心不全などの一般的な疾患から、ネフローゼ症候群、人工透析、腹膜透析中の尿毒症など腎臓疾患の患者さんを受け持たせていただいて、 診断から治療、入院中の経過とそれに対する対処について学ぶことが出来ました。 手技に関しては、人工透析で通院されている患者さんの透析の穿刺、中心静脈カテーテル留置を経験しました。 麻酔科では、1日に平均5件ほどの手術をみさせてもらいました。麻酔について基本そして手順を学び、 指導医の指導のもとマスク換気、挿管、腰椎麻酔を連日経験させていただきました。 また、モニターの解釈の仕方やそれに対する薬剤投与方法を学びました。救急では、ICU・HCUの管理と救急患者の診察をさせてもらいました。 毎朝ICU・HCUの回診を指導医の先生とまわり、患者さんの病態の把握や考え方を学ぶことが出来ました。 また、回診中に必要な処置について、動脈ラインの確保、CV交換、挿管チューブ抜管を経験することが出来ました。 救急患者の診察については、外来・搬送患者のファーストタッチをさせていただきました。 問診・診察から、緊急性のある疾患を除外し、帰宅可能であるか考えながら診察することと、学生のときに教科書で学んだものとのギャップに非常に戸惑いました。 また、はじめて交通外傷で重症で搬送された患者さんに対しては、頭が真っ白になってしまい自分の無力さを痛感させられました。
 しかし、指導医の先生にどのように考えていけばいいのか、まず自分にできることから探して行動することなど、知識だけでなく精神的な面でも学ぶことが出来ました。 消化器内科については、肝臓癌、胆嚢炎、急性胆管炎、肝膿瘍などの患者さんを受け持たせて頂きました。 消化器では入院中絶食となる患者さんが多いため、輸液や食事開始と内容についてなどについて学ぶことが出来ました。 また、上部内視鏡、下部内視鏡を数多く見学させてもらうことで、感覚的に所見について身に付けることが出来ました。
●当直
 当直は月に4回程度です。早番、遅番に分かれておりそれぞれ17:15~0:30、24:30~0:15です。 早番の時間帯に多く来院されるということで、研修医は早番の時間帯のみの当直となります。
 また、当直は研修で救急を回った翌月以降から入ることになっています。 一晩で10~15人ほどの患者のファーストタッチをすることになりますが、患者さんは軽症から重症まで幅広く来院されます。 ですので患者さんの様子から重篤な疾患があるのではないかと、直感的に感じることのできる力が身につくのではないかと思います。 また、内科、外科の当番の先生にすぐに相談、質問をすることができるため、安心して診察することができ、また、その場で多くのことを学ぶことができるのではないかと思います。
●研修医
 今年は2年目5人、1年目2人の合計7人の研修医で研修しています。大学などと異なり人数が少ないためだと思いますがすぐに親しくなることができ、 医学的なことについてや研修医としての日々についても気軽に質問することのできる雰囲気ができました。 また、2年目の先生から1年の研修で学んだことなどを指導していただけたので、1人で学んでいくよりも多くのことを学ぶことが出来ました。

 とりとめもなく、書かせていただきましたが、砺波総合病院での研修はとても充実しておりこの病院での研修を選んだことに満足しています。もし少しでも興味を持ってもらえて、実習や見学でも来ていただけたらとてもうれしく思います。ありがとうございました。

平成27年度1年次研修医 佐野 功

 期待と不安とごちゃまぜになりながら突入した研修医生活も、瞬く間に5か月が過ぎました。 研修医としての2年間という期間が、その習得すべきことの多さに比べていかに短いかが徐々に実感として知らされてきました。
 まだ内科4か月と救急1か月のみの経験ですが、経験したこと知らされたことを書きます。
・消化器内科:
 何をどうすればいいのかよくわからないまま過ぎたような2か月でした。とにかくまず現場に慣れること。そしてカンファでの症例発表に慣れることです。 内視鏡(上部/下部消化管内視鏡)の見学が時間的にも大きな位置を占めるので、内視鏡が好きでないとなかなか辛いかもしれません。 内科では週に1回カンファレンスがあり、基本的に研修医が担当する1症例をプレゼンテーションするのですが、 最初の頃は何をどう言えばよいのかわからず、ちょっとした質問にも答えられず、あっけなく撃沈していました。 回数を重ねるうちに少しずつ要領がわかってきて、まずまずこなせるようになります。
 消化器内科ではさらに週1でオーラルプレゼンテーションの機会があり、ここでまた撃沈します。 しかしこのようなプレゼンは医師としてやっていくのに不可欠な重要な訓練であり、1週間はこれらカンファのための準備に追われることになります。
・腎高血圧内科:
 4透析の穿刺という手技が体験できます。初めは透析患者さんの腕の太い血管(シャント血管)が拍動しているのを見てドキドキしたものです。 さらに穿刺針の太さと長さにギョッと恐怖を覚えたりもしたものです。そんな初々しい状態も初日だけで、翌日からは自分で穿刺することになります。 病棟では腎疾患はもちろんのこと、肺炎、腹膜炎、心不全、脳梗塞、血液疾患などなどジャンルを問わず内科全般の症例を経験することができました。 チャンスがあれば胸腔穿刺やCVカテーテル挿入などの手技も経験できます。
・救急・ICU:
 救急にデビューすると、ようやく少しばかりは医者らしいことをやるようになります。 問診、身体診察、検査のオーダー、アセスメント、対応と一連の流れを自分で経験することで、それまで断片的だった知識が初めて有機的に構築しなおされる気がするのです。 初めの1か月は2年目の研修医と一緒に入るので、いろいろ教えてもらえるので大丈夫です。 ただしちょっと忙しくなってくると1人でやらざるをえないこともあり、揉まれながら徐々に要領がわかってきます。
 ICUでは全身管理というなかなかとっつきにくい分野なのですが、ここにはすごい(としか言いようのない)先生が指導にあたっていて、 この患者さんの何が問題なのか、どこを見るべきかなど毎朝いろいろと教えて頂けます。
・夏休み:
 この病院の素敵なところの一つとして是非挙げたいのは夏休みを5日間とれることです。月~金でとれば9連休、思いっきり休めます。 旅に出るもよし、親孝行するもよし、勉強・研鑚するもよいでしょう。

平成26年度1年次研修医 新居 絵理

初めまして。研修医1年目の新居絵理です。
当院で研修が始まり早くも7か月が過ぎました。半年近くの研修生活を振り返ってご紹介します。
①研修
私は麻酔科⇒救急科⇒腎臓高血圧内科(2か月)⇒循環器内科⇒内分泌内科⇒救急(2回目)を研修しました。 どの科でも指導医の先生方が丁寧に熱心に指導して下さり、非常に勉強になっています。 またコメディカルの方との関わりも多く、人工呼吸の仕組み、リハビリ、栄養などそれぞれの専門分野に関して色々なことをとても優しく教えて頂いています。 麻酔科では主に気管挿管や腰椎穿刺を行います。1日3-4回ほど挿管しました。内科では受け持ち患者さんを毎日じっくり診ます。 そして週に1度の内科カンファレンスでプレゼンテーションします。 救急科では、ICU,HCUの患者さんを回診し、動脈血採血や挿管、中心静脈ラインの挿入など処置を行います。 また救急を受診した患者さんのfirst touchを行います。かなり多くの経験を積むことができます。
②当直
7月以降から当直が始まりました。研修医5人で平日1日ずつ分担しており、月に約4回当直しています。内科も外科もfirst touchします。
看護師さんからのcallがあるたびに、また救急車の音が近づくたびに緊張します。
③研修医
現在研修医は1年目のみですが5人おり、研修医室ではその日の問題点や出来事を話し合ったり、たわいもない話をしたりと楽しく切磋琢磨して過ごしています。
少ないながらも存在する研修でのweak pointの一つは2年目の研修医がいないことですが、たすきがけで他院の2年目の研修医1人が年に数か月当院で研修しています。
④病院
病院の中は少し迷路のようで迷う方もいらっしゃるかもしれませんが、とてもきれいな病院です。 屋上にはヘリポートがあり時々救急患者さんがヘリコプターで搬送されてきます。病院内には改装され食堂・売店に加え新しくパン屋もでき便利です。

長くなりましたが、2年間で経験できることは種類にしても数にしても内容にしても非常に多く充実していると思います。 そして指導医の先生方だけでなくコメディカルの方も親切でとてもいい環境です。少しでも気になった方は見学に来てみてください。

平成26年度1年次研修医 木下 史也

これまでの7ヶ月の研修を振り返ってみたいと思います。
○4月・5月:腎高血圧内科
ほとんど何もわからない状態で始まった研修生活でしたが、まず毎日朝と昼に透析患者さんのシャント穿刺を行う中で、 穿刺の技術だけでなく、患者さんとの接し方が少しずつ分かるようになってきました。 また腎疾患をはじめ、内科一般の疾患まで幅広く経験出来ました。ひとつひとつの症例をじっくり考えることが出来ました。
○6月:麻酔科
毎日挿管、抜管や基本的な麻酔管理を行い、機会があればたまに腰椎穿刺などの手技も経験できました。 2週間ほど経つと難しい人でなければある程度自信を持って挿管できるようになりました。個人的に大変よかったのは、様々な科の手術が見学できたことです。 麻酔管理に慣れてきて状態が落ち着いている時間には手術を間近で見ることが出来ました。
○7月:救急・ICU
最初の1週間は問診や診察にも時間がかかり、検査も何をしたらいいかもまったく分かりませんでしたが、 分からないなりに先生方とディスカッションしながら数をこなすうちになんとなく雰囲気がつかめてきました。 またICUでは重症な患者さんの全身管理やCV挿入を経験できました。この1ヶ月で知識、技術ともにこれから学ぶべきことの多さを改めて思わされました。
○8月:形成外科
植皮や顔面骨骨折をはじめ多様な手術を経験できました。特に夏休みとのことで口唇口蓋裂の手術がたくさんありとても貴重な経験でした。 基本的な縫合でも形成の先生がどんなことに気をつけているのかを学ぶことが出来、これからの縫合の機会で生かしていきたいと思います。 また母斑や粉瘤の手術を執刀させていただきました。
○9月・10月:消化器内科
消化器疾患を一通り経験し、その他肺炎や脳梗塞から神経筋疾患まで幅広い内科の疾患を学ぶことが出来ました。 疾患の治療だけでなく、不眠や食欲不振、便秘などといったよくある訴えについてどのように対応したら良いかや、 癌の告知から終末期医療まで経験し多くのことを考えさせられました。 また外科や放射線科とのカンファレンスもあり、いろいろな立場からの考えを経験できました。

この後は、内科や耳鼻咽喉科、皮膚科などをローテーションする予定です。 1~2ヶ月で1つの科で学ぶのは非常に短く大変ですが、いろいろな科で勉強できる貴重な機会なので毎日密度濃く充実した毎日を過ごしています。

平成26年度1年次研修医 瀬川 莉恵子

初期研修医になって約半年になります。実際に研修医生活を送る中で気づいたことをお話したいと思います。 これをご覧になっている方に少しでもこの病院の雰囲気を感じていただければ幸いです。

●市立砺波総合病院
総合病院というだけあって、さまざまな科があります。これは初期研修医にとって研修しやすい点です。 自分がある科で研修している時に、受け持ち患者さんの疾患や治療に関して疑問を抱いた場合、他科の先生にご相談させていただくということも可能ですので、 自分自身が持った疑問について一つ一つ考え、解決していくことができると思います。 研修医の質問に対し、各科の先生方にはその道の専門家としての意見や見解を丁寧に教えていただけます。

●手技に関して
初期研修医のうちにできるようになっておくべき手技がいくつもあると思いますが、やはりそれらは多くの場数を踏み、 自分が経験したひとつひとつの行為について(指導医などからの)フィードバックを受け、省みた後、次のチャンスに備えることで上達していけるものだと思います。 そして、同じくらい大切なことは「そうした環境を自分自身で選択すること」です。 研修医の数があまりにも多い施設では自分自身が経験できる手技の数はどうしても減ってしまう傾向があると思います。 (勿論、それはそれで、同期の仲間と切磋琢磨し合いながら上達していくというメリットもありますが。)
その点で、この病院は研修医の数に対して指導医および患者さんの数は多いので、“手技待ち”の状態になることはほとんどなく、 研修医ひとりひとり手技を十分に経験できるのではないかと思います。

●目標を考慮
初期研修医の研修必須の科は勿論のこと、研修医ひとりひとりの初期研修の目標や将来の志望科を考え、研修プログラムを柔軟に組んでもらえるため、 自分に合った研修生活を送れると思います。研修医が「自身が選び、決めて研修している」という意識を持てますので、 「なんとなく研修している」という感覚にはなりにくいと思います。

●研修医を大切にしてくれる病院
この病院で研修をし始めて感じたことです。
「大切に」というのは、決して“何でもかんでも好きなようにさせてもらう”というような意味ではありません。 あくまで、研修医が一人の医師として研鑽を積めるように考慮してくれるという意味に近いかもしれません。 ここでいう「大切に」とは、具体的には次のようなものに表れていると思います。
・社会人1年目の研修医の心身の状態を気遣ってくれる指導医
・研修医が興味を持った症例、患者さんを可能な限り受け持たせてくれる指導医(適宜フィードバックもしていただけます)
・研修医が行う手技に関して(内心はハラハラしつつも)ちゃんと監視(温かく見守り)しつつ研修医自身に経験させてくれる熟練した指導医
・研修医は当直の際、夜0:30で終了(ただし患者さんの検査結果待ちなどの場合は多少遅くはなりますが)し、翌日の業務にもあまり支障が残らない
・なにかと不慣れな研修医にも親切に教えてくれるナースの方々
・研修医が自己学習(という名の休憩?)の時間を過ごしやすいように、清潔で十分なスペースのある研修医室を用意
・事務的なことで困ったことがあればすぐ丁寧に対応してくれる職員の方々

これはほんの一部分であり、研修していて恵まれた環境にいるなと実感することは他にも多々あります。 それはきっと、ご覧になっている方自身が研修医としてここで研修された際に感じることでしょう。

一つ一つの症例にじっくりと取り組みながら研修生活を送りたい方
大勢も楽しいけれど、少人数で着々と経験を積みたい方
もっと具体的に研修についていろいろ知りたいと思った方
なんとなく見学してみようかなという気になった方

お待ちしています。

平成26年度1年次研修医 髙木 英昌

 初期研修が始まり早7ヶ月。「先生」と呼ばれてそれが自分のことであることにようやく慣れてきました(笑)。 社会人として、医者として本当にこんなのでいいのかなと焦ることばかりだったこの半年ですが、焦っても仕方ないかとだんだん思えるようになってきました。 自分には必要な時間だったようにも思うと同時に、支えてくださる先生方やスタッフの皆様に改めて感謝の思いで一杯です。 何事もstep by step。出来ることから一つずつ。ようやく地に足がついてきた気がする今日この頃です。
 さて、初期研修では誰もが回る救急部、そして準夜帯の救急当直。救急外来受診者は年間約13000人。 自分の印象では、日中15人、夜間15人位ずつの患者さんが受診されます。研修医は可能な限りfirst touchをして、上級医の先生と相談して治療を進めます。 7月から夜間救急当直に入っていますが、問診、身体診察、検査もままならないピヨピヨ研修医にとっては、15人は結構ハード。 しかも内科系と外科系の二刀流は、また色々な意味で大変です。 ですが、臨床研修担当の先生および上級医の先生方が「全員を診ることが研修じゃないから、遠慮なく言ってくれていいよ」ばっちりサポートして下さいます。 そのため、頑張ろうと思えば相当数の症例を頑張れるし、じっくり一人ひとりの患者さんを診ることもできます。 (忙しくて悠長なことは言っていられないときもありますが…)
 研修医が多すぎず、砺波地区14万人の中核病院であり、ほぼ毎日救急車も来る砺波総合病院。まだ半年ですが様々な症例を経験しました。 五箇山から空を飛んで病院屋上のヘリポートに搬送されてきた方もいれば、Walk inで受診された脳出血(!)の方に驚いたり、 熊に殴られた傷にビビッていたり、肘内症で受診した子が治った手でバイバイしてくれた笑顔に癒されたり、 交通事故の重症患者搬送で救急室が戦場のようになったりと、非日常的な日常を過ごしています。大事には至らず笑顔で帰られる方もいれば、残念ながらそうでない方も。 健康でいられることは当たり前ではないんだなあと、ふと両親に電話したくなったりもします。 研修医仲間は内科志望、外科系志望、進路未定など様々、出身地も出身大学も県内外問わず色々で、互いが経験した症例なども還元し合いながら楽しくやっております。 興味をもたれた方は、ぜひ一度見学に来て下さい。お待ちしております。

平成26年度1年次研修医 松尾 俊紀

医学生の皆様、こんにちはこんばんはおはようございます。砺波総合病院、初期研修、基幹型、1年目の松尾俊紀と申します。 今年度より初期研修が始まり、現時点(2014年10月29日)で7ヶ月目が終了しようとしているところです。 もう初期研修の4分の1が過ぎているのか~、と原稿を書いていながら少し感慨深くなっていたりします。
初期研修が始まり、現時点までどのようなことをしてきたのか、これから近い将来、初期研修を迎える皆様に少しでも有益な情報を提供できればと思い、 少し変わった視点からその一部を振りかえってみます。

① 4月、仕事始め;消化器内科
 メジャーな診療科からスタートです。急性疾患もあるし慢性疾患もあるし、急性腹症から悪性腫瘍、カバーする疾患が多いこともあり、正直ビビッていました。
 が、まずは砺波総合病院で初期研修するにあたり必要な知識(電子カルテの扱い方など)を得ること、つまりオリエンテーションから始まりました。 当然ですが、半日終日講習を受けただけでその全てを実践できるようになるわけはなく、不安を抱えたまま指導医のもとを訪ねて病棟デビューと… おそらくどの病院も同様の形態を採り、私と同じような不安を抱えつつ初期研修を始めた方は非常に多いでしょう。 近い将来、医師を目指す学生の皆様も、おそらく同様の経緯を辿る方は多いことでしょう。
 指導医のもとを訪ねて、まずは消化器内科のタイムスケジュールの説明を受ける。次に「便利な電子カルテの扱い方」の説明を受ける。 そして、先生指導のもと「便利な電子カルテの使用」を実践する。
 学生の時と異なり、研修医になると勉学だけでなく、業務も行っていかなければならない環境となります。 【オーダーの入力】は学生の時にはやっていなかったことですから、当時不安を感じていた事のひとつです。 しかし、その不安は指導医の先生に伝えることなく解決されました。
 後々、指導医の先生に「(私が)不安に感じていたことがわかっていたのですか?」と尋ねてみました。 すると「指導暦が長いから、初期研修医がどんなことに不安を感じているか大体はわかる。」との御返事。 更に「それでもわからないことはあるから、何か(心配事など)あれば言ってくれ。」と、研修するにあたり【フォローアップ】の体制があることがわかり、 「何とかなるかな」と幾分かの安心感を得て研修初日を終えました。

その後、麻酔科や救急科、循環器内科など私が学生の時には「研修でまわったら怖いだろうな」と思っていた診療科を複数研修しましたが、 何れの診療科でもフォローアップの体制はあって、「何とかなっている。それなりに(自分が)成長できている」と実感しております。 指導医の先生方だけではなく、看護師や技師などコメディカルの方々からもご指導を頂いており、 「医師及び医師以外の方々からご指導を得やすい環境」であるということが、この実感に繋がっているのだと考えます。

長々と私の思うところを書きましたが、「じゃあ簡単に言うと砺波総合病院ってどんな病院なのよ?」と皆様は思うかもしれません。 簡単に言うと【雰囲気の良い病院】です。質問し易い環境が整っているので、そういった雰囲気の良さが出ているのだと思います。
以上、初期研修1年目の感想でした。少しでも砺波総合病院に興味を持たれた方は、是非一度見学においでください。連絡お待ちしております。

平成25年度2年次研修医 南部 亮太

 医学生の皆さん、こんにちは。平成25年度初期臨床研修医2年目の南部亮太と申します。 2012年4月から当院で研修を開始して、早2年が経過しようとしています。 1年目は内科系(循環器内科、消化器内科、腎臓内科、内分泌内科)、小児科、麻酔科を回り、 2年目は外科系(脳外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、形成外科)、皮膚科、病理科、精神科を回っています。 現在、基幹型研修医は私1名だけですが、協力型が3名(2年次1名、1年次2名)来ていただいていますので、 歯科の研修医1名と合計5名でこじんまりと研修生活を楽しく送っています。昨年に引き続いて、当院における研修生活について思うことを書いてみます。
 全国どこの病院でも初期臨床研修期間は最低2年間ありますが、1年目と2年目の違いは果たしてどこにあるのでしょうか??  自問自答しながらの2年目の研修生活もほぼ終わりに近づいたところで、1年目と2年目の違いという切り口で自分の思いをまとめることにしてみました。
 当院における自分の体験を踏まえますと、1年目と2年目の違いは、以下の3つのシフトに集約されていると考えます。

①「診断」から「判断」へのシフト
 1年目の救急外来では、診察、適切な検査のオーダー、症状や検査データから病名を「診断」する力をつけることに重点が置かれます。 2年目となると、患者さんを入院させるか帰宅させるかの「判断」力が求められるようになります。 隠れた重症患者を見逃さないことが最も大事であり、入院か否かの最終判断は指導医にありますが、 独り立ちする3年目を見据え、「診断」のみではなく、自分が「判断」することを求められるケースも少しずつ増えてきます。

②「general」から「special」へのシフト
 1年目の救急外来で身に着けた一般的な問診・診断のノウハウをベースとし、 2年目となると、本人の希望によっては専門外来の診察にも関わるようになります。 いわば応急処置的な救急外来では、患者さんのその後のフォローを研修医が行うことはほとんどありません。 一方、専門外来に訪れる患者さんは、じっくりと腰を据えた診察、時間をかけた治療が求められますので、指導医と相談しながら治療方針を決定します。 再診時に、「この薬を飲んで治ったからやっぱりこの疾患だったんだなぁ~」といった時間軸を考慮した診断的治療を行うケースも少しずつ増えてきています。
初期研修も終わりに近づき、自分の進路を決定したあとは、専門性は更に高まります。 3年目以降の自分の医師像を描きながら自分の専門科を回ることにより、研修生活がより実のあるものとなります。

③「see,do」から「teach」へのシフト
 2年目となると、研修医同士の関係にも徐々に変化が出てきます。 1年目は見て(see)学び、行動して(do)学ぶことが多いのですが、後輩研修医が入ってくる2年目になるとそのポジションがガラリと変化します。 後輩の国家試験明けの知識の豊富さに改めて驚かされて学ぶこともありますが、もちろん教える(teach)ことも多いです。 後輩に教えることではじめて、本当の意味で習得したことになり、自分自身に知識や技術が定着したことになるのです。 後輩の手前、手技のひとつひとつでミスをすることも許されない状況に汗をかきながら何とかうまくこなしていくことが自身の自信となり、最高の自己教育となります。    →ここでは、話すことがとにかく大好きな当院院長の言葉を引用させていただきました。
   ☆詳細は当院HP「ようこそ院長室へ 第13回」をご覧くださいませ。

 病院によっては、top down 方式で細かく設定された研修プログラムがあるようです。 去年の感想にも書きましたが、当院は、指導医と相談して目標を設定し、それに向かって努力するbottom up方式の自由度の高いプログラムです。 2年目で達成すべきものは何か、2年目は1年目とどう違うのか、はっきりと明文化されたものは当院にはありません。 top down方式とbottom up方式のどちらがより良いかは、私には分かりません。個人の性格や資質によって異なるでしょう。 与えられたものをこなすtop down方式の研修プログラムがあったほうがいいと思うときも時折あります。 しかし、bottom up方式であっても、上述した3つのシフトチェンジをしっかりと意識さえしていれば、自分の知識と技術は確実になっていくと思われます。 自分の裁量が大きくなるに従い、1年目に感じていた「無力感からくる居場所の無さ感」が徐々に消失していき、スタッフの一員として働く喜びを味わえるようになりました。 この2年間で、医師として少しは成長することが出来たのではないかと実感しています。

2年目の研修医が実際にどのような研修生活を送っているかについて、具体的に紹介します。

『2年次研修医N君、2014年2月 平凡な平日の過ごし方
                    ~耳鼻咽喉科ラウンド中~』

07:15起床、身支度 イメージ
07:30家を出る
08:00病院到着
08:10外来でサンドイッチ食べながらカルテチェック
08:20上級医2人と一緒に3人で病棟回診

入院患者は8人(顔面神経麻痺3人、突発性難聴、喉頭癌2人、甲状腺癌、副鼻腔炎ESS)
08:30入院患者のカルテを書く イメージ
09:00耳鼻科外来で上級医の指導の元で患者の診察を行う
09:3030代女性再診、顔面神経麻痺の退院後フォロー、内服処方
09:4070代男性再診、顔面神経麻痺の退院後フォロー、内服処方
10:0020代女性再診、扁桃炎フォロー、抗生剤継続
10:4570代男性初診、急性副鼻腔炎+突発性難聴、抗生剤とステロイド処方

ちなみに、この日の当院耳鼻科外来は、トータルで78人(初診は8人)でした。
13:20外来終了、研修医室に戻って昼食、まったりとした時間を過ごす
14:00手術室へ移動
14:30甲状腺癌摘出術開始、助手として術野に入る(執刀:金沢大学教授)
16:20手術終了 イメージ
16:50病棟、夕方の回診
17:00救急外来開始
17:0440代女性、不安感を主訴に来院
17:123歳男児、頭部打撲
17:2970代女性、転倒による前額裂傷
17:521歳男児、階段から転落した
17:534歳男児、指をドアに挟んだ
18:1040代女性、下血
18:1390代女性、発熱
18:4880代女性、犬咬傷
18:5730代女性、腹痛
19:1020代男性、交通外傷で搬送(混み合っていたためにこの患者さんだけはfirst touchできませんでした。)
19:3460代男性、左眼痛
19:3740代男性、腹部膨満感
20:10(検査結果が出るまでの空き時間。チャンスと言わんばかりに研修医室に戻ってこっそりと弁当を食べる。)
20:3690代女性、倦怠感 イメージ
20:5860代男性、便秘
22:5370代女性、動悸
23:0930代女性、嘔吐
23:1350代女性、左鼠径部痛
23:3330代男性、右眼痛
00:1420代女性、呼吸困難
00:2560代女性、左側腹部痛

 この日は救急車による搬送が1回と少なかったこともあり、walk in の患者さんを全例診ることが出来ました。 救急当番の日はこんな感じで1日があっという間に過ぎていきます(当番で無い日は定時で帰ることもありますが。。。)。 1日中ずっと忙しいわけではなく、ぽこっと空いた時間も出来るので、on-offのスイッチを使いながら過ごしています。
 common diseaseが多く、walk inで来られる患者さんはほとんどが帰宅可能な軽症例ですが、その中に隠れた重症疾患もあり、ホント良い勉強になると思います。

 かなり長くなってしまいましたが、当院における初期研修(特に1年目と2年目の違い)の様子が少しは伝わったかなと思います。 これを読んでちょっとでも興味を持たれた方は、是非一度見学においでください。連絡お待ちしております☆

平成24年度1年次研修医 南部 亮太

 医学生のみなさん、こんにちは。砺波総合病院 初期研修1年目の南部と申します。 2012年4月から当病院で初期研修を始めて早7ヶ月が経過しました。 循環器内科からスタートし、麻酔科、救急科と回り、現在は消化器内科を回っております。 2012年11月現在、基幹型研修医1年目は私だけですが、2年目の先輩や協力型(たすきがけ)で来られている研修医の先生達と総勢4人で楽しく研修生活を送っています。 ここでは、この病院での初期研修の様子をお伝えしたいと思います。現在、初期研修先として市中病院を考えている皆様の参考になれば幸いです。

 初期研修先を選ぶ条件として皆様が重要視されている(と私が勝手に思っている)①プログラム内容 ②救急 ③症例数 ④当直 、について率直に飾ることなく私見を述べていきたいと思います。

①プログラム内容
 回る科によってもちろん忙しさは異なっていますが、他病院の同僚研修医から聞いた話と比べると、当院は自分の時間が比較的多いようです。 じっくりと腰を据えて担当の患者さんと向き合うことが出来ます。さて、この時間をいかに有効利用するか、それが重要となってきます。 文献を検索して治療法を上級医やカンファレンスでプレゼンしたり(あっさり却下されることが多いのですが、採用されたときの喜びはひとしお☆です)、 先輩の研修医を呼んで心エコーの練習をしたり、採血室でこっそりとライン取りの手技をさせてもらったり、等々やることはたくさんあります。 上司から与えられたものをひたすらこなしていくというよりも、 自分で目標を設定してそれに対して努力するというどちらかといえば「bottom up方式の大人のプログラム」と言うことが出来るでしょう。 私はそれに結構満足しています。

②救急
 当院は、救急車とwalk in 合わせて平日は30~40人、土日は50~60人ほどの患者さんが救急外来を受診されます (正確に数えたわけではないので病院発表の数とは異なるかもしれません!)。 研修医はfirst touch(病歴を聞きながら身体診察、鑑別診断を考えて、検査をオーダー)を行います。 そして上級医にプレゼンし、フィードバックを受けます。偉そうに書きましたが、これはどこの病院でも同じだと思います。 当院の特色としては、「研修医の頭数が少ないため、全ての症例を見ることが可能」といったところです。 私自身、7月から昼間救急、7月の中旬から夜間救急(週1回程度)に入り、救急科3ヶ月の間に軽症から重症あわせて300人以上の患者さんと接することが出来ました。 研修医の数が少ないことは、それだけ経験できる救急症例が多くなるというメリットがあるのです。 私はそれに結構満足しています。

③症例数
 研修医の数が少ないことは自動的に担当する症例数の増加につながります。 現在回っている消化器内科を例に挙げますと、毎日6~7人くらいの担当患者さんを相手に病棟業務を行っています。 臓器を網羅的に経験したい旨を指導医に伝えると、次から次へと患者さんをあてがわれます。 現在の担当患者さんは、食道アカラシア、早期胃癌、総胆管結石・腫瘍、C型肝炎、肝臓癌、膵炎、潰瘍性大腸炎、腸閉塞といった感じで、 食道から大腸までほぼ全部の臓器を網羅できていると実感しています。 特に肝炎に関しては、富山県において当院と富山県立中央病院の2病院のみが「肝炎診療拠点病院」に指定されていることもあり、 大学と連携しながら最新の3剤併用抗ウイルス療法を行うなど、最新の知見に触れることも可能です。 私はそれに結構満足しています。

④当直
 例年は1年目の秋口から週1回程度で当直が始まりますが、希望すれば早く始めることや回数を増やすことも可能です。 ちなみに、当院の研修医の当直体制は病棟当直ではなく、救急外来当直です。 当直といっても朝まで病院に泊まりこむわけではなく、深夜0時半の受け付けで終了、引き継ぎをしてその後は家に帰って睡眠を貪ることが可能です。 もちろん翌日の業務には何の支障もなく、当直明けでも体調万全で100%の力を十分に発揮することが出来ます。 私はそれに結構満足しています。

以上、ダラダラと長くなってしまいましたが、少しは当院の初期研修がどういったものかイメージできたのではないかと思います。

・ワイワイガヤガヤ研修も好きだがどちらかと言えば孤独なほうだ
・じっくりとひとつひとつの症例を考えながら研修をしてみたい
・救急外来も含めて症例の数をとにかくこなしたい

これらのうちひとつでも「おっ?」と思った方は、一度見学に来てください。あなたにピッタリの病院だと思います。お待ちしております。

平成24年度2年次研修医 坪本 真

 皆さんこんにちは。研修医2年目の坪本と申します。昨年に引き続き当院の研修内容を少し紹介したいと思います。

 私は、1年目は内科系中心(腎高血圧内科、消化器内科、麻酔科、救急部、精神科、循環器内科、小児科)に、 2年目の前半は外科系中心(外科、脳神経外科)に研修を行いました。 これまで回ったどの科においても、その科に必要な最低限の知識や考え方、簡単な手技や検査などを丁寧に指導して頂け、充実した研修生活を送っています。

 例えば循環器内科を回っていた際にはちょうど院内でACLS講習会があり、 それに向けてシミュレーションの機械を使ってみっちりトレーニングして頂け、そのおかげで本番では落ち着いて行うことができました。 また外科系の科では切開や縫合、穿頭などの基本的手技を学びました。 自分が関わった術後の患者さんが段々と良くなっていかれて退院されると、本当にうれしく感じました。

 現在研修医は医科3人、歯科1人の4人と他院と比べると少人数ですが、若手の先生を交えての飲み会も多く、楽しい毎日を過ごしています。 ぜひ当院に見学、実習に来てみてください。きっと少人数の研修ならではのアットホームな雰囲気を気に入ってもらえると思います。 皆さんが来られるのを心よりお待ちしています。

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