診療科
救急部 集中治療・災害医療部
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砺波医療圏における救急 ~Part II walk in編~
交通事故や転落、転倒など外的要因により受傷/負傷した患者さんの重症度評価については (外傷における重症度評価と予後予測)にてご覧いただけます。 今回は、転倒、切創などの受傷機転により直接、当院救急室を受診された患者さん(歩いて来院されるので〝walk in〟と呼びます)の傾向を調査しました。
受傷機転の傾向
受傷部位/損傷部位の傾向
様々な受傷機転により直接救急室を受診された患者さんが、実際に検査や治療を受けた部位について調査した結果
転倒、切創などにより直接、当院救急室を受診された(walk in)患者さんのうち、入院加療となる方はどのくらいいるのでしょう?
2008年7月から2010年12月でみるとwalk in総数は7517人、そのうち入院となったのは5.6%の420人でした。入院病棟でみると一般病棟が343人(4.6%)、 ハイケアユニット:HCUが73人(0.9%)、集中治療室:ICUが(0.05%)となっています。
医学的評価のもと、重症と診断される方はどのくらいいるのでしょう?
外傷重症度評価についてはInjury Severity Score:ISSが用いらており、一般的にISSが15点以上であれば重症もしくは重症化の可能性があるため 入院による治療や経過観察が必要と判断されます(外傷における重症度評価と予後予測 参照)。 過去2年半でみるとISS15点以上の方は7517人中25人(0.3%)という結果で全員が入院加療されていました。 ちなみに、明らかな外傷所見や症状を認めなかったため、検査や処置が必要とされずに帰宅された方は288人(3.8%)・・・、この数字が多いか少ないかは分かりません。