庄川と散居がおりなす花と緑のまち 砺波市

更新日時:2022年03月16日 23時32分

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綽如杉 

公開日時:2011年05月23日 16時23分 このページを印刷する

綽如杉(しゃくにょすぎ)

昭和37年5月28日・市指定
砺波市井栗谷

 栴谷(せんだん)神社の境内、本殿手前右側に位置する老樹で、幹まわり7.5m、高さ45.5m、樹齢は450年以上と推定されます。
 この杉は、北陸地方から山陰地方にかけて分布する日本海型のアシオスギ(芦生杉)の一種で、「市の木」として知られるタテヤマスギ系の地方種マスヤマスギです。耐陰性、耐雪性に優れ、幹は下部から大枝に分かれています。
 明徳元年(1390)旧井波町にある瑞泉寺を開いた綽如上人の手植えの杉と伝えられ、今なお樹勢は盛隆であり、衰えることを知りません。
 また、この神社の境内は、古くから藤の花の名所としても親しまれています。
「妹(いも)が家(いえ)に伊久里(いくり)の森の藤の花今来(こ)む春も常如批(かく)し見む」 (大原高安真人) 
と万葉集にも詠われ、この歌の「伊久里の森」はこの地であろうと推定されます。

地図(地図)

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