庄川と散居がおりなす花と緑のまち 砺波市

更新日時:2022年03月16日 23時32分

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(48) 鮎竿のテグスに通わす 全神経

公開日時:2011年06月23日 10時39分 このページを印刷する

毎年6月中旬の日曜日の朝、鮎釣りが解禁になる。マニアはその前夜から針やテグス、竿や生簀を入念に調べて準備をおこたらない。深夜に目覚めたりして落ちつかない夜を過して暗いうちから川岸に立つ。釣りマニア以外の人には理解できない心境だろう。
舟戸ダム下から弁財天前、三谷前から太田前へと、手頃な瀬やドブが続くこのあたりは、加賀や県東部の釣人までも集めて、シーズン中は賑わいを見せる。
庄川温泉前のこのあたりは、地元、遠来入り乱れての太公望のメッカである。全神経をテグスの先に集めて、毛針と鮎のたわむれを待つ初夏の景観である。

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