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ラ・ラ・ラ・ライブラリー 砺波市立図書館

2019年11月07日 17:44



毎月第1木曜日の12:20からは砺波図書館ラジオの日!


FMとなみ【76.9㎒】さんでイベント予定や
オススメ本を紹介させていただきました。


お知らせとして、

★こどもプログラミング体験教室★
日時:12/14(土)〜15(日) 10:00〜15:00(2日間の教室です)
場所:砺波図書館


2020年度から、小学校でプログラミング教育がはじまります。
砺波市では、子どもたちにプログラミングに親しんでもらおうと、
TST、信州大学との共催で「プログラミング体験教室」を開催していますよ。
対象は小学3〜6年生ですが、興味があれば中学生、大人の方も参加できます。
締切は12/6、先着順ですので、お早目にお申込みください。


★新しい朗読CD等、約200点ご利用いただけます★

今年6月に利用者の方から、視聴覚資料の拡充にとご寄付いただいた分で購入した、
CD資料約200点が揃って貸出可能となりました。
平岩弓枝さんの御宿かわせみ、北大路魯山人の作品、落語の新シリーズなど、
多くの方にご利用いただければと思います!


さて今月紹介した本は、



「鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋」
(鴻上尚史‖著)


鴻上さんは作家・演出家。エッセイも多く書いておられます。
最近の著作でも、
『「空気」を読んでも従わない〜生き苦しさからラクになる』(岩波ジュニア新書)
がベストセラーになりましたが、
息苦しく感じる「世間」とか生きづらさが
最近の鴻上さんのテーマの一つになっていると思います。

「小学5年生の帰国子女の娘が、個性的な服を理由にいじめられそう。
普通の服を買うべきですか」というお母さんからの相談。
「アイドルを目指していた妹が、30代になりうつ症状を発症して実家に戻ってきた。
親は世間体を気にして病院に連れていきたがらない」というお兄さんからの相談。

鴻上さんは、日本人の「同調圧力の強さ」と「自尊意識の低さ」は、
今の日本の宿痾(長い間なおらない病気)だと言います。
「同調圧力」自体は災害時に略奪が起こらないなど、
プラスに働くケースもありますが、
「学校」などでその強さと理不尽さに向き合う大変さは並大抵ではありません。

こういった質問への鴻上さんの答えには、
悩みを抱える人の気持ちを想像する力、
相手に対する気配りがあります。
声のかけ方や考え方、コミュニケーションの取り方など、
「そうか」と思わせることが本当に多いです。

自分らしく生きていく現実的な方法、
未来に向かう考え方など、
まじめに、時にユーモラスに、
まるで隣に座って話を聞いてもらっている感じがありました。
息苦しい「世間」で息をしていくための優しい処方箋になる本です。


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