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2017年10月05日  16:43

10月のラジオで紹介した本です

毎月第1木曜日の12:20からは砺波図書館ラジオの日!
FMとなみさんで今月のイベント予定
オススメ本を紹介させていただきました(^^)




「騙し絵の牙」
(塩田 武士‖著/KADOKAWA)


大手出版社でカルチャー雑誌の編集長を務める主人公・速水。
新聞記者から転職し、文芸誌も経た経歴を持ち、
表紙の大泉洋さんのようにスピーチも上手い魅力的な男。

しかし、出版社の機構改革に伴う人員削減、雑誌の休刊を仄めかされた彼は、
小説の映画化やタイアップなどに異常なほどの執念で奔走しはじめます。

やがてうまくいっているはずの家庭がじわじわと崩れ始め…
速水の影の部分が、この小説の結末に意外な展開をもたらします。

彼が編集者になったのは、なぜなのか?
雑誌を愛している以上に、彼が求めていたものはなんだったのか?
そして彼が隠していた過去とは…?

「騙し絵の牙」というタイトル、そしてよく見ると、
大泉洋の影が人の横顔になっているという装丁にも注目です。
著者自身も新聞記者であった経歴を生かし、
綿密な取材を重ねた臨場感あふれる作品ですよ!





「サンカクさん」
(マック・バーネット‖文 ジョン・クラッセン‖絵)


訳者の長谷川義史さんは、滑川市出身の女優・室井滋さんと
絵本の朗読&ライブショーなどでも活動されていますね。
ご自身でもたくさんの人気絵本を描かれています。

この絵本は「どこいったん」「ちがうねん」「みつけてん」3作の
『ぼうしシリーズ』で人気となった、
ジョン・クラッセン/作×長谷川義史/訳コンビの新シリーズ。

友達のシカクさんに「わるさ」をするために山を越えていくサンカクさん。
仲がいいのかわるいのか…ですが、
標準語だと伝わりにくい関係が、関西弁ならでは
ユーモラスな関係に感じられます。

水彩とパステルを組み合わせたような画面も印象的で、
胴体と目と脚だけの強烈なキャラクターも、
「目が口ほどにものを言うてくれました」と
目の形で笑っていることが伝わったりします。
やっぱり仲良しなのかな?と思わせてくれるのも
絵本の絵の魅力ですね。


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