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2017年08月04日  09:44

8月のラジオで紹介した本です

毎月第一木曜日の12:20からは砺波図書館ラジオの日!
FMとなみさんで今月のイベント予定
オススメ本を紹介させていただきました(^^)




「母ではなくて、親になる」
(山崎ナオコーラ・著/河出書房新社)


1冊目は、現在38歳の著者が「母」ではなく「親」として
子育てを綴った育児エッセイ集です。

山崎ナオコーラさんは、「人のセックスを笑うな」で文藝賞を受賞されデビュー。
現在まで芥川賞候補に5度も選ばれている作家さんです。

26歳でデビュー後、33歳で「町の本屋さん」と結婚されたのですが、
妊娠中に『母ではなくて、親になろう』と決めたのだそう。
母親だからと気負わないで過ごせば、
世間でいう「母親のつらさというものを案外味わわずに済む」と考えたといいます。

女性が出産によって「母親」になることは、現象だけみれば当たり前ですが、
その「当たり前」と思われていることに現代の女性がプレッシャーを感じているのではないか。
また女性が「母親になる努力」をすることで子育ての『主人公』になってしまい、
同じ「親」であるはずの男性が『サポート』となってしまうのではないか。
そんな社会に対する問題提起にもなっています。

作家として、親として…
子育てから成熟した社会までを見つめ直した、
深みのあるエッセイ集になっています。





「はなくそにんじゃ」
(よしむらあきこ・作/絵)


2冊目は、夏休みということで児童書を紹介します。

インパクトのある絵本で、タイトルはふざけていますが、
中身は結構マジメです!

さっきからずうっとはなをほじほじしている「たっくん」の指についていたのは…
「はなくそにんじゃ」を名乗る小さな忍者。
忍術で小さくなったたっくんは、鼻の穴から中へ。
鼻の中のバイキンを「はなみずこぞう」が食べて、はなくそになるのですが、
はなくそになりたくない「はなみずおばけ」がどんどんのどの奥へと逃げていき…
という科学的ストーリーなのです!

はなくそをほじっているお子さんには、この絵本を見せて、
そのまま人体のひみつにまで迫ってほしいと思います(^^)


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