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2017年07月06日  16:57

7月のラジオで紹介した本です(^^)

7/6(木)は砺波図書館ラジオの日!
FMとなみさんで今月来月のイベント予定や
オススメ本を紹介させていただきました(^^)



「ことばのしっぽ 「こどもの詩」50周年精選集」
(読売新聞生活部//監修 中央公論新社//刊)


読売新聞家庭面の「こどもの詩」コーナーが今年50周年を迎えたとのこと。
1967年からなんと半世紀!
現在も続いています。

選者はその間、日本を代表する4人の詩人の方々が務められました。
山本和夫さん、川崎洋さん、長田弘さん、平田俊子さんです。

中学3年生以下の子どもたちが送った詩、
幼児のお子さんが日常で呟いた言葉を
家族が書きとめたものも投稿されるようになりました。

ラジオで紹介した詩をいくつかご紹介しましょう(^^)


「いいこと考えちゃった」


いいこと考えちゃった
そこに いて ママ
みて
ゆうきが おなかに
はいっちゃった
こうやって
ママの かげにはいるでしょ
ほら みて
ママの おなかのなかに
もどっちゃった

(6歳/1991)


「ピピ」


私の家の鳥のピピ
昔の作文を見ると
いつもピピのことが書いてあった
でも
もう 書けないんです
節分の日から
もう 書けないんです
私の家の鳥の
ピピのこと

(小6/1992)


「誘導尋問」


ねえ おかあさん
せかいでいちばんだれがすき?
”みんな”はダメだよ
ひとりだけ
ちいさいじゅんにゆってね

(4歳/2001)


「しらすの中に」


しらすの中に
イカが入っていた
足の数を数えたら
十本だったから
イカだとわかった
目が大きかった
のうみそがふくらんでいた

(小3/2005)


この1冊に子どもたちの生活や感性、観察や発見がつまっていて、
日常にあふれているのに気が付かなかった、
さまざまな「ことば」や「きもち」に
自然と胸があつくなったり、ほほえんでいたりします。

2代目の選者、川崎洋さん以降はひとこと選評もついており、
それも一緒にこの本に収められましたが、
子どもたちに寄り添うユーモラスな短評がまた詩のようで
合わせて読むとますます味わい深いですよ(^^)

やさしい気持ちになれる、
ほんとうにオススメの1冊です。


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