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2017年06月06日  12:37

6月のラジオで紹介した本です♪

6/1(木)にFMとなみさんで
今月のオススメ本を紹介させていただきました!





はい、どっちも表紙とタイトルのインパクトがすごいですね!
なんとどちらも学者さん、研究者の書かれた本なのです(^o^)
今月は学者と呼ばれる人々の面白さと、
研究職の魅力を感じられる
2冊をご紹介します。


「バッタを倒しにアフリカへ」
(前野ウルド浩太郎・著/光文社)


1冊目は、現在国立研究開発法人国際農林水産業研究センターの研究員である、
前野ウルド浩太郎さん、通称バッタ博士が書かれた本。
表紙の、全身緑色のバッタのコスプレで虫捕り網を構えておられるのがご本人です。

秋田出身の日本人ですが、南アフリカのモーリタニアでの研究生活で
ミドルネームの「ウルド」を現地の所長から授かったのだそう。

しかしそれだけの実績と信用を得るまでには、
バッタ研究で博士号を取得しても就職先がない日本の社会、
バッタによる深刻な農作物の被害に悩むモーリタニアへ向かうものの
建国以来の大干ばつでバッタの姿はないなどなど…
困難あり危険あり資金なしの現実が次々と襲ってくるのでした。

苦悩が多くても研究者として生きていくための覚悟や現実を、
著者のユーモラスな文体と軽妙な語り口で
ぜひ読んでみてください(^^)


「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」
(川上和人・著/新潮社)


2冊目は、現在国立研究法人森林総合研究所の
主任研究員である、川上和人さんの本です。

昆虫などに比べて農林業への経済被害が少ないからか、
職業的な鳥類学者はなかなかレア!な存在なのだとか。
鳥類は多くの人を引き付けるのに、鳥類学者のことはあまり知られない…
ならば自分が!と書かれたこの本、

無駄にジョークが多く、無駄に面白いです(笑)

笑いのセンスがすばらしくボケもうまく、
そしてフィールドワークの合間に描かれる研究者たちがとっても魅力的!

研究者の堅物なイメージを破りつつ、
専門的な内容やフィールドワーク中のトラブルもユーモアたっぷりで、
気が付いたら鳥の知識にも詳しくなっているという。
森永チョコボールのキョロちゃんの考察、
読んでみたくはありませんか?(^^)

外来生物の問題など知っておきたい知識はもちろん、
一見無駄かもしれないけどとっても面白い鳥類の話、
研究者の生態(?)まで、
とっても楽しく読める1冊ですよ!


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