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2013年10月26日  14:33

りゅうそうって知っていますか?


砺波平野を流れる川、庄川。かつてこの庄川で川の流れを利用して、山から伐り出した木材を運ぶ、流送(りゅうそう)が行われていました。以前は日本全国どこの川でも行われていました。全国的には川下げ川狩り(かわさげ・かわがり)と呼ぶようです

江戸時代に上平村あたりの庄川で材木を流している絵図


庄川では、上流部に幕府直轄の飛騨の山があり、その山から伐り出された木材が庄川を下って伏木で海に出て、そこから船で大坂や江戸に運ばれました。江戸時代初頭には既に流送が行われていました

江戸時代に描かれた川から材木を流している図です



実際の流送の仕事は、山から伐り出された木材を@集めて山から出し



A谷から支流の川に入れて、本流に向けて流し



B本流に入ったら、笹舟に乗りながら木材を川下に向けて流し


C平地部の貯木場に陸揚げする までの一連の作業で、すべての木材を積み終えると給料がもらえます



庄川の青島には、材木を一時的にためておく貯木場があり、その辺り一帯は材木で溢れていました。木材が手に入りやすかったことが影響して、庄川町で木工・挽物が生まれ、盛んになったんですね

庄川本流から材木を用水に引き込む。材木で埋もれた庄川 すご!

庄川での流送は小牧ダムができる昭和初年で終わりを迎えます
良いのか悪いのか小牧ダム


その後は北海道や静岡、当時日本領だった満洲や南樺太にまで流送の出稼ぎに行きました




日本全国から流送が消えてすでに45年ほど経ちます。この庄川でかつて盛んに行われていたことが、地域の人に余り伝わっていないことはとても残念です


是非この機会にふるさと砺波について「知って」「見て」ください



展示は11月24日(日)までチューリップ公園内の砺波郷土資料館で開催しています


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