Tonami Blogへ
ID パスワード
このblogのトップへ戻る

ふるさと学芸員の小窓

ふるさと学芸員のブログです。砺波市の「ふるさと文化財」とは、地域の財産として親しまれ大切にされている文化的財産のことです。このブログで少しずつご紹介していきたいと思います。
メール furubun001@gmail.com
ホームページURL http://blog.city.tonami.toyama.jp/group/furusato/
前のページ
1  | 2  | 3  | 4  | 5  | 6  | 7  | 8  | 9  | 10
次のページ

2012年09月21日 12:00

毎日少しずつ土を掘り下げてきた作業でしたが、昨日の午前中、いきなり井戸らしき石組が発見され、にわかに現場に緊張感が走りました。中の土を慎重に取り除き、夕方にはこれは間違いなく井戸だという確認ができました。

井戸は飲料水などをもとめるために、孔をうがって地下水をくみあげるようにした施設のこと。人の生活とってきわめて重要なものであり、弥生時代からその種のものが発達しその後の各時代に及んでいます。ことに、古代・中世・近世においては、集落跡はもとより宮跡・官衙遺跡・館跡・城跡・屋敷跡などから発見され、考古学の研究対象になっています。

ここは天正9年(1581)木舟城が織田方に攻められ落城した際、その直後に焼き払われたという中世の館跡。

現場では刻々と変化があり、その都度対応に追われています。







  • 見たこと

2012年09月14日 17:08

今日の現場の様子です。遺構検出の段階に入り写真撮影日です。


土面の色の違いを記録します。
写真手前に伸びる土面はいったい何だったのでしょうか?


丁寧に、気をつけながらこの面を掘り進めていきます。



  • 見たこと

2012年09月12日 16:32

 石崎謙は天保十一年(1840)8月20日に現在の砺波市小島に生まれました。幼少の頃から漢籍・医学・儒学など広く学問を修めた他、学制が施行されると自宅を小学校舎として開放するなど、教育の発展にも積極的な人物でした。また富山県の分県運動にも一石を投じています。





 かつての富山県は石川県と統合されていたことで様々な不都合を被っていました。当時東京で司法省に勤務していた石崎は、分県の必然性を穏健かつ理路整然と唱えた建白書を元老院に提出しました。米沢紋三郎らが建白書を提出したのはその翌年で、それから一年を経たずして富山県の分県が成っています。当時の政府には富山県出身の顕官がいなかったにも関わらず、スピード成就と言えます。石崎は富山県分県の先駆者でもあるのです。
 東京での官を辞した石崎は前田候の招聘によって金沢藩史の編纂に携わり、晩年は郷里に戻り、子弟の教育にあたりました。
明治36年1月3日逝去。石崎の死後、彼の師三島毅による石碑が建立され、生い立ちや業績に加えて石崎の優れた学問の才を讃え死を悼む漢詩も刻まれています。
一生を通して学問と教育文化の普及に努めた石崎は、明治維新以降の日本の近代化に支えたひとりとも言えます。


  • 史跡

2012年09月07日 17:55

今日は現場から珠洲焼の遺物が出土しました。
15世紀頃のものだそうです。




作業員さんの一人から「掘っていると石か遺物か当たったときの音でわかるもんや。」と聞き、道具を借りてやってみました。やってみると、音はするけど石ばかり…。
でも最後は土師器が出てきて感動しました。
遺物が出るかもしれない土は場所によって掘ったり剥したりするので見た目よりも簡単な作業ではありませんでした。そして何が眠っているのか解き明かしていくワクワク感やこうやって小さくても発見があると緊張と感動する気持ちが先立ち、暑さも和らぐので返って危険だと感じました。




休憩時間になりました。
炎天下での作業、本当にお疲れ様です。



  • 見たこと

2012年09月05日 15:27

テレビ東京系のBSデジタル放送(BS7チャンネル)で全国各地の特産物と食べ方をその土地の風土や住んでいる人たちとふれ合いながら紹介していく番組です。

よごし、干しなすの炒め煮、干しずいきの白あえなどが紹介されます。

番組名:トムさんの田舎のごちそう
放送日時:9月30日(日曜日)
放送時間:午後7:00〜7:30

出演:ブラザートムさん

番組HP
http://www.bs-j.co.jp/inakanogochisou/

撮影には「砺波ライフスタイルブック〜郷土料理編〜」にご協力いただいた、とやま食の匠でお馴染みの鹿島さんやとなみの農産物生産グループ協議会の皆さんらがトムさんと和気藹々と様々な体験をされたそうです。
実際に作って食べた感想などが気になりますね〜。





  • お知らせ

2012年08月31日 11:46

県内で縄文中期の遺跡といえば「松原遺跡」といわれるほど代表的な遺跡です。
発見されてから今年で99年経つそうです。

速報展の内容をギュぎゅっと詰め込んだ図録も出来ましたので合わせてご覧下さい。




  • 見たこと

2012年08月29日 09:33

作業は大型重機から作業員さんにバトンタッチされました。
初日は排水の溝きりです。
ベテラン作業員さんは経験豊富なので作業は安心ですが、やはり怖いのは熱中症です。40〜50分作業後、20分休憩をとりながら進めています。






  • 見たこと

2012年08月29日 08:42



日時:平成24年9月2日(日) 9時〜12時(雨天開催)
場所:芹谷山 千光寺駐車場(砺波市芹谷1111)※国道359号線沿い

★千光寺そば 限定50食!!
★文化財巡り 午前10時〜
<朝市の品揃え>数量限定!!
増山城戦国米(新米)、豆餅、なす、きゅうり、かぼちゃ、トマト、ミョウガ、にどまめ、赤づいき、さといも、千石豆、ニラ、タケノコかんづめ、干しぜんまい、ぶどう、ぶどうジュース、パン など

朝市の商品は春の芹の市でも売り切れ続出でした!ご希望の品はどうぞお早めに・・・


  • 未分類

2012年08月27日 17:09

事前準備も整い、今日から本格的に発掘調査が始まりました。
ジリジリ照り付ける太陽の下でまずは大型機械の掘削作業です。
表面に現れた土色の違いをしっかり観察しながら作業手順を確認しました。





  • 見たこと

2012年08月23日 10:05

砺波地方では秋になると地域ごとに五穀豊穣や家内安全を願う神事や祭があり、祭りには昔から幸せを招くと共に厄病退治や悪魔払いとして獅子舞が伝わっています。

先日、鷹栖地区で獅子舞が行われました。
鷹栖地区には東部、宮木島、焼馬と3つの獅子があります。
東部は、砺波獅子と呼ばれる胴幕の中へ人がたくさん入る百足獅子です。高瀬から伝わりました。
宮木島は、前足と後足の二人が入る金蔵獅子。こちらは庄川町古上野からです。
金蔵獅子は二人立ちの二頭一対をさしますが、旧婦負郡一円から五箇山や砺波の一部へ飛んで広がるに従って一頭型になったようです。砺波地域では「ネンゴロ獅子」ともいい、「婦負郡(ネイゴオリ)獅子」の転訛で、その伝来の故地を示しています。
焼馬は現在休止中です。重さ20キロの獅子頭と聞くととても驚きます。伝わったのは小矢部からだそうですが、いったいどんな感じだったのでしょうか?
ちなみに最後に舞われた時の獅子とりは上田市長だったそうです。

獅子舞は11月3日まで各地域で行われます。
機会があれば他所の獅子舞もご覧になられてみてはいかがでしょうか?
















  • 見たこと